他人と深くかかわることが自分を変える | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

5年前に「複眼思考は自己否定と紙一重」というブログ記事を書きました。

もともとは、「国際結婚の何が大変か?」という質問に対する答えのひとつとしてネットに紹介されていたものだったのですが、文化が違うために、常に相手の考え方を意識して生きていくと、一度、自分の判断を否定することにもつながる・・・という趣旨での回答でした。

改めてこの記事を読んでみたのですが、相手の意見や視点を尊重することと、自分の考え方を大事にすることは必ずしも矛盾しないのではないかと思います。

むしろ、自分の視点を大事にすることで、相手の考え方へのこだわりも理解できるのではないでしょうか。

私は結婚の醍醐味は、赤の他人と深くかかわることによって起こり得る、思いもしなかったような価値観の転換だと思っています。

国際結婚であれ日本人同士の結婚であれ、すべての結婚は異文化体験なのですから、自分と違う相手の考え方や習慣などにも心をオープンにして、「よい」「わるい」などの価値判断ではなく、好奇心をもってまずはあたってみることかなぁと思います。

その上で、一緒に生きていくために必要ならば、お互いがまあまあハッピーである点を見つけて折り合いをつけるやり方を一緒に学んでいくことが、なるべく少ないストレスで結婚生活を続けて行くコツではないかと思います。