河本です。
今年の入試結果、進学先が揃いましたのでご報告です。
個人的には入試の結果なんてものは教室の実績であって大事なのは生徒一人ひとりの目標が達成できたかどうかですので、
そんなに意味は持たないのですが、この地域の受験生がどんな高校を受験しているのか参考になるかと毎年まとめています。
ということです。カエルの鳥獣戯画が可愛いですね。
毎年毎年思うのは、上手く自分の望む結果になった生徒にはおめでとう良かったねこれからが大事だよと話を出来るのですが、
望まない結果になった生徒達、親御様にどんな声を掛けていくべきかという事です。
受験は運の要素も非常に強いです。
言ってしまえば神懸かった確率で記号問題の正解をしてしまえば実力以上の合格を得る事も出来ます。
そう言った受験生が300人同じ高校を受けてしまえば実力を発揮しても落ちてしまう事もありますし、
逆に運悪く苦手な分野ばかりが出て実力が発揮できず望まない結果になってしまう生徒もいます。
今年もやはり、そういった生徒がいた事も事実です。
私たちから見るとあんなに頑張ってたのに合格させてあげたかった…という結果の生徒もいて心苦しい思いを毎年しています。
更に更に元を辿ってみると学校での面談や親御様と生徒の考えの不一致により受験すら出来なかったなんて事もあります。
これは、成績より高い高校を受ける事のリスクを避けようとして受験を控えようとする動きが強いです。
勿論その気持ちは痛いほど解ります。
時には【どうせ受からないから二つ受けれるけど単願で】という事もあります。
これはご家族や生徒が納得感あれば私もそれを応援するのみなのですが。
やはり、大人の親御様と多感な学生。考え方に相違が出てくるのは当たり前です。
そういった時に塾の先生という「他人の受験をよく知っている大人」は役に立つ時があります。
一見受からないよねって思う学校に逆転合格する生徒を何人も見てる訳ですね、ですから少しでも可能性があるなら受験させてあげたいと思う訳なので、もしもこの時にご家族との相違がある場合は親御様とお子様と私で話し合いを設けます。
私達としては今までのケースを説明しながら「合格可能性はこのくらいです」と客観的な数字とケーススタディーの説明をします。
それで納得して生徒が受けたいという受験を受けさせてくれれば良いのですが、
やはりどうしても全員が納得して頂ける結果にならない時もあります。
そういう時に『どうしてもこの学校に行きたい』と話していた生徒に対して
「ごめんね、受けさせてあげられなくて」と言う時は胸が張り裂けそうになる辛さである訳です。
うちは小中学生をメインで指導していますが、
よく思うのは親御様が思っているよりお子さまは自立しているよ、という事です。
生徒がこんな事言ってましたよ、と言うとびっくりする親御様、多いです。
そんな風に思ってたなんて知らなかったという事多いです。
それは、塾の先生が【ずっと一緒にいるわけではない大人】だから親御様よりも相談しやすかったりするんじゃないかと思います。
なので、私達としては親御様、お子様から聞いた話を参考にあーですよこーですよーと受験に関するアドバイスをします。基本的にはお子様の挑戦したいという気持ちを最優先させてあげたい方針で話をします。
結果、今年の受験生でもまさかの内申32で名東高校に受かった生徒もいます。
(受かる生徒は大体36くらいあるのではないでしょうか)
学校の面談で名東高校を受けたいと言ったら鼻で笑われたそうです。まあ確かに受からなそうな内申点ではありますからね。。。
それでもこうやって最後は何があるか分からない結果になる事もあります、
そういうケースを何度も見てるからできれば挑戦させてあげたい、と思うのです。
それで親御様へ『こういった事例もあるんですよ』と説明し、納得いただいて生徒の意志を尊重出来る様に努めています。
少し話がそれましたが、望まない結果になってしまった生徒や親御様に伝えたい事としてはこの二つです。
●高校で人生はそんなに決まらない
●高校には一つしか行かないからどこに行っても他と比べられない
結局決まった学校にしか通わないのでそこでいい思い出が出来たら最高の思い出になります、他の学校には通わないですからね。
また、第一志望の高校に行けなかったからと言ってその先の職業や進路の道が閉ざされる訳ではありません、その後の努力でまだまだなんとでもなります。実際オール2くらいのレベルの高校から慶応大学に現役合格した生徒もいます。
受験生のお子様たちにとっては一旦ゴールで落ち着いている日々だとは思います。
そしてその先の人生もまだまだ長いです。
受験が上手くいった生徒はそれを経験値に。
上手くいかなかった生徒はそれを教訓に。
やったことは成功した事も失敗した事も何もかも経験値になります。
どうかそういう気持ちでこれから先の糧としていただければと思います。
4月になり、塾生達もまた新たな気持ちでスタートを始めています。
こんなご時世ですので先がどうなるかもふわふわしたままではありますが、時間のある今だからこそ努力している子とそうでない子の差はぐんぐん開いていきます。
3月中はいつもよりも逆に厳しい指導で宿題や課題などを出しました。
今年から受験生になる生徒は、少しずつ去年の受験生の様に足腰が強くなってきています。
内申点が大きく受験に関わる愛知県ですので1学期からフルスロットルで我慢大会が始まります。
出来る限りのサポートをしていきます、どうぞよろしくお願い致します。
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