言うことを聞かないお子様へどう対応するか | [愛知県日進市]個別学習塾マイペースのブログ

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2016年4月に愛知県日進市浅田町に新規開校しました学習塾マイペースのブログです。
ブログ内では、塾のこと、教育の事を中心に記事を書いていきます。http://mypacesc.com

河本です。

 
毎年秋口になると中学生のメンタル面が不安定になる事、多く見受けられます。
 
中3は受験生のストレスのピークであったり、
中2は受験生になるにあたってのストレスだったり、
中1は思っていた中学生活との差異に悩んだり
 
理由はお子様それぞれなのですが、そういった時に周りの大人がどう対応していくか、とても重要だと思います。
 
そもそもお子様も反発がしたい!という理由で反発したくなったり言うことを聞かなくなったりしている訳ではないと思うんですね。
 
何か理由があって→反発する
 
ということで反発するのは何かしらの理由に対する手段、結果での行動なのではないかと感じます。
 
例えば中学生になると精神が大人になっていく時期で、それでいて子供の部分もまだ残っている様な不安定な状態なのかと思います。
 
そんな時に
●勉強しなさい
●早く寝なさい
●あれしなさいこれしなさい
 
 
と言った話をすると
 
●分かっているから!
●勉強もしてるから!
●自分で考えたやり方でやってるから!
●ほっといて!
 
 
となるのもまあ分からないでもないです。
 
●色んな事を自力でやりたいと思っているのに横槍入れないで!
 
っていう子供の気持ちに対して
 
●そのやり方じゃ貴重な時間がもったいないからこうやって!
 
 
の大人の子供に対する愛情との戦いをしている様な状態なのかなと思います。
 
どっちが悪いわけでもないですが、やはり【変化】はお互いストレスを伴うものだと思います。
 
そういったお互いのストレスのスパイラルがあるのではないかなと、思います。
 
ではそういった時にどうすればいいのか。
 
 
正直これが正解!だというものは良くわからないです。
 
ただ、今までにこうしてうまくやったと言うご家庭やお子様の事例がいくつかあります。
 
●ケース1
徹底的にスケジュール管理をした
 
→反抗期になるだろうという事を察知して、その時に反抗出来ない様に親御様があらかじめイニチアシブを取っていた事例です。
 
例えば「●●をしたらあなたの好きな●●をできなくさせる」という約束をしたり
 
「●●が出来たら●●してあげる」と約束をしたり。
 
これはもちろん利に叶っているギブアンドテイクですね。
 
私も塾でよくやります。いわゆる「大人としてはこうして欲しいけど、子供の気持ちもわかるから、ここで折衷案をとりませんか」と言った説得です。
 
ちゃんと「なんでこうした方がいいか」を話した上で相手の気持ちも汲んでお互いに納得出来る事をしよう、と話をする事です。
 
特に受験生の子に多いですね、これをやるメリットとデメリットをちゃんと話して納得してもらう。
 
これがとても理想ではあるのですが、中々親子と言う立場だと難しい時もありますよね。
 
他にもケースを挙げていきます。
 
●ケース2
やって欲しいしつけを他の機関に委ねた
→私達の塾でも良く依頼をされる事です。
 親の言うことを聞かないから塾で言って欲しいという事ですね。これは割と理にかなっている話で、親子という関係性ではやはりお子様は安心してわがままを言える、ということがあります。
 
一方塾では子供の言っている事を客観的にどうかをお話出来ますし、お子様も親に中々言えない事を言ってくれたりします(信頼関係があればですが)
 
それは塾に限らず、近くにいる親御様以外の大人、学校の先生でもいいのですが。
 
●「自分の思ってる不満が、親には否定されるのだけどこれっておかしいの?」とお子様も客観的な意見を聞ける訳ですね。
 
それを客観的に意見を言える機関に託す事も一つ大事なことではないかと思います。
 
親御様にはやっぱり甘えやすいのだと思います、言いたいことを言える唯一の場所なのだと思います。
 
●ケース3
本人のやりたい事を全て尊重した
 
私達大人はやはり「ここをこうするともっとうまくいく」と手を出してあげたくなります。
 
それが気にくわない時期ってあると思います、もしかしたらお子様は自分の手で、意志で色々決められると思っているかもしれないからです。
 
とはいえ、私達大人は経験という力で「それは違う」「こうした方がいい」と口を出して出来るだけ苦労せずに教育させてあげたくなります。
 
もしかしたらそれがお子様の二本の足を細くしてしまうかもしれないです。
 
遠回りしても無駄でも自分で考えて行動して失敗する事にもきっと意味はあるのではないかと思います。
 
それをどこまで許容して、どこで手を差し伸べてあげるのか、そういった我慢も時に必要なのかもしれないですね。
 
 
 
 
 
という事で、私の家庭は片親だったのですが母に私が中学生の頃のしつけを聞いてみたところ
 
「ああ、我慢してほっといてたよね」
「言いたいこと10あったら7は我慢してた」
「朝も起こさなかった」
「最悪グレたらその時どうにかしようと思った」
「中学3年間さえ乗り切ればどうにかなると思った」
 
 
とのこと。。おお。。。って思いました。。。
 
確かに自分のことを振り返ってみると
 
●子供扱いされたくなかった
●ほっとかれて受験の事も何も言われなかった
●自分で調べざるを得なかった
 
様な気もします。
 
確かに学校に行きたくないと言えばいくらでも休めましたし、夜に遊びにいっても怒られませんでした。  
 
 
とはいえやはり罪悪感はあったのでテストだけはちゃんと点数を取ろう、自分の進路は自分で決めようと、自立する支援をしてもらえたのではないかと今となっては思います。母がやってくれませんでしたから。
 
色々なケースをお伝えしましたが、やはり人それぞれで、あなたのお子様は唯一無二の性格を持っています。
 
私たちの塾ではその性格を今までの経験に基づいてこういった対策がいいのではと提案させて頂いています。
 
たくさんの生徒さんを持っているとたくさんのことが起きます。
 
勝手に辞めようとするお子様もいれば家出するお子様もいます。
 
それを非難する前に、どうしてそうなったのか、親御様とお話をする時間を大切にしています。
 
まだまだ私たちの塾は小さいものですからご相談に乗る時間もあります。
 
塾に入る入らないは置いておいて私たちが空いている時間があればいつでもご相談だけでも受け付けております、お金を取るのは塾に入ってからなのでもし何か私たちがご相談に乗れる事あればお気軽にお電話下さい。
 
 
宜しくお願いいたします。
 
 
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