河本です。
12月になって、二学期のテストも終え、クリスマス正月などイベント事も沢山控えてます。
この時期に起こるのがやる気の喪失です。
「なんの為に勉強してるんだっけ」
「こんな事勉強して意味あるの」
と、なりがちです。
そうですよね、確かに今やっている勉強の内容が将来役に立つかどうかと言われると、何とも言えません。
私も、プライベートで徳川7、8代目の将軍の話題になった事もありませんし、垂直二等分線をコンパスと定規で引いた事もありません。
ですからやる意味を感じないのもよく分かります、やる気が無くなるのも分かります。
私が、生徒がこういう状態「なんで勉強しなきゃいけないの」となった時にいつも言うのは、
「急に医者とか弁護士とかになりたいと思った時に備えてる」
ということです。
将来の目標が決まってて、もう絶対に揺るがない、そしてその目標達成に必要な学力は備わっている！という事ならば勉強してテストの成績を上げる必要は無いかもしれません。
とはいえ、夢とか目標って色々な経験をしていくと変わっていくこともありますよね。
今は目標とかなりたい職業、人物像がなくても、ふとなりたいと思った時に手遅れにならないように勉強しておくんです。
将来の選択肢を広げるために勉強しておいた方がいいんです。
「結局将来勉強必要ない職業に就いたらやった事無駄じゃん」
と突っ込みが入るかもしれませんが、まあ確かに通知票や覚えた知識は利用されないかもしれませんね。
ただ、目標達成に向けてプランを考える事、そのプランに沿って実行する力は恐らく無駄にならないと思います。
これは大人になった今でももっともっと鍛えたいと、私も思っています。
例えば社会人なら、
「マイホームが欲しい」→「月に○○円稼がないと」→「そのためには部長くらいにならないと」→「部長になるために毎日このくらいの仕事をしよう」
例えば学生さんなら→「土日遊びたい」→「そのために土日勉強しろと言われない成績をとる」→「そのために普段からスケジュールを立てて勉強をしておく」
などなど、色々なことに役立つと思います。
時間は限られていますので、後々の後悔無いように一日一日動いていきたいですね。
とはいえ、やはり息抜きも必要です。ひと通り遊んだり食べたりしたらまた気を引き締めましょうね！