11月19日

神奈川県第三部宗務所主催の伊豆団参が100余名の参加者のもと開催され、妙昌寺からも檀信徒さんの参加をいただきました。                       最初に伺ったのは土肥町にある清雲寺さん。北條氏に仕えた伊豆水軍富永山城主守の菩提寺で、天保年間に再建された本堂内には畳一畳ほどの杉板に描かれた、日蓮大聖人のご一代記全90枚に及ぶ掲額は見事で圧巻でした。住職さま始め寺族の方々のご丁寧な対応に感謝申し上げます。
次に訪れたのは佐渡金山に次ぐ産出量を誇った土肥金山です。坑道散策や砂金採りを体験、中でもギネス世界一の250キロの金塊は、大きすぎて手で触れても何か現実離れしており、正直本物感は余りありませんでした。昼食後は次の目的地韮山の江川邸です。何でも今から850年前に奈良から韮山に居を移したということで、連綿と続く家系は現当主で42代目、然も代々男系直系とのこと。一般的には幕末の反射炉やお台場の建設、400年前の母屋、最初に保存食としてパンを焼いた等が有名です。また、現在では江川文庫に収められた4万点近くになる重要文化財指定の書簡等々もございます。

このように、これだけでもビックリなのですが、鎌倉時代当時の当主は何と伊豆流罪中の日蓮大聖人と縁を結んでおります。更に江戸時代の少し前には、日蓮宗の歴史で最も有名な女性信者たる養珠院お萬の方(長男頼宜公は紀州家初代藩主、次男頼房公は水戸家初代藩主、孫が水戸光圀公、曾孫が暴れん坊将軍の徳川吉宗公)が徳川家康公の側室として輿入れされるときには、一旦源氏の流れをくむ江川家の養女となった後お入りになられております。このように、菩提寺の本山本立寺は勿論のこと、江川家は代々日蓮宗とは甚深の関係を結びながら今日まで続いているのです。
さて、団参の最後はめんたいパーク伊豆でのお買い物です。買い物時間は30分程でしたが、皆さん沢山お土産を買われ全員無事帰路に就きました。