そのブレスレットは、組み替えを望まなかった





まずは、お直しさせていただいたブレスレットについてです。


こちらのブレスレットは、これまで大切なお仕事のご契約ごとや、ここ一番という場面で、持ち主様をそっと支え、力を発揮してきた存在です。


その役割は、ご本人の想いを超えて、ブレスレット自身が私に静かに語りかけてくれるように感じられました。「必要な時に、必要な力を届けるためにここに在る」――そんな確かな意志を宿しているようでした。


今回、お客様は新しいブレスレットをお作りするにあたり、このブレスレットを組み直して活かすこともご提案くださいましたが、この子はそれを望んでいないようでした。


これまでの役割と使命を大切に守りながら、このかたちのままで在り続けたい――そんな静かで揺るぎない想いを感じさせてくれたのです。


そのため、このブレスレットの意思に寄り添い、ゴムを新しく交換し、エネルギーを整えるための浄化を丁寧に施させていただきました。


これからも必要な瞬間に、そっと寄り添い、持ち主様を支えてくれることでしょう。