大阪府立中ノ島図書館 | Yoshitsugu Miura architect

Yoshitsugu Miura architect

ポートフォリオには載らない設計活動の記録です
作品ごとにテーマに分類しています

竣工:1904

設計:野口孫一、日高胖

所在地:大阪市北区中ノ島1丁目2-20

 

大阪府立中ノ島図書館

1904年、大阪図書館として開館した現在の大阪府立中ノ島図書館。

メインエントランスの[大阪図書館]のロゴに当時の名残を残しています

 

ある戸建住宅の着工直前の敷地設定の変更により、確認申請の取り下げから計画変更の手続きの必要がでてきていて、本日の予定は申請機関から市役所へという流れとなっていた。

 

午前中に申請機関、役所への電話での問い合わせと書類の整理に時間がかかり、今事務所を出るとちょうど昼ごろに申請機関に着いてしまい、中途半端な時間になってしまう。

 

ということで、サイクリングがてら先月借りていた本を返しに中ノ島図書館を訪れることにした。

少しでも申請機関に近づける上に、

この辺りには、日建設計の大阪市役所・大阪市立東洋陶磁美術館、辰野金吾らによる大阪市中央公会堂、などが密集していていくらでも時間を過ごせると思ったからなのです。

 

ただ、ここまで自転車をこいで15分ほどきてみると、暑さにやられてしまいあまりウロウロする気になれない。

時間は1130。本を返すのも後回しに、中ノ島図書館の2階に入っている、デンマークの郷土料理[スモーブロー]を扱う[スモーブローキッチンナカノシマ]でランチをすることにした。(来る前からこの計画変更も織り込み済みのこの時間)

セットの冷製スープとサラダを食べ、飲み放題のデトックスウォーターを飲みながらしばらく待ちます。お茶愛好家として、デトックスウォーター一回作ってみようかなと思いながら・・・

 

 

大阪府立中ノ島図書館

 

大阪府立中ノ島図書館

待つ間、店舗の内装が気になる。重要文化財にも指定されている建物をできるだけ活かすために、客席はすべて窓際に配置し、中央にキッチンがある。

おしゃれな外壁窓際には極力手をつけず、中央のキッチンの見せ方に集中してデザインすることで工事費も安く抑えられそう。給排水設備は床をあげているようには見えなかったのでスラブ下で配管しているのでしょうか?

 

スモーブローは初めて食べたのですが、オープンサンドイッチで、パンの上にはみ出すぐらいにふんだんに具が盛り付けられていました。

野菜もおいしく食べることができ満足。食後にもう一度デトックスウォーターを飲み、本の返却へ。

料理の写真がないことが少し後悔…

 

大阪府立中ノ島図書館

大阪府立中ノ島図書館

大阪府立中ノ島図書館

大阪府立中ノ島図書館

やや返却期限を遅れていた本を無事返し、まだもう少し時間があるので少し建築の写真撮影。

 

吹き抜けになったエントランスホールは階段に支配されています。

見上げると、パンテオン神殿もこんな感じなのかと思わせる天井のステンドグラス。

さらにベストアングルを探しながらウロウロと・・・

手すりも照明も壁面も[ネオ・バロック様式]で建てられたというこの建物の特徴的な装飾で、見ごたえがありました。

 

ただいま仕事中、あまりゆっくりしている場合でもないのでそろそろ申請機関へ向けて出発。少し涼しくなったとはいえ、9月の残暑の炎天下の中、サイクリングの再開です。

 

一般蔵書の多くは大阪府立中央図書館(東大阪市)に納められていて、この中ノ島図書館は「ビジネス支援サービス」などを中心に行っており、ちょっと本の数が少なく、物足りなく感じるのですが、魅力一杯の図書館。

また本を借りにきます。