明石市東藤江の家
地盤調査の結果、軟弱地盤という判定が出てしまいました
というわけで地盤補強工事を行います
工法は通常のセメントを固めた柱状改良ではなく
砕石を利用したハイスピード工法を採用しました
砕石はセメントに比べて
六価クロムという発がん性物質の発生がない
産業廃棄物扱いにならず、撤去の必要がない
水はけがよいので地震時に液状化を起こしにくい
等のメリットがあります
重機を入れて施工開始です
穴を掘り砕石を転圧しながら入れていきます
地下では砕石が地盤の弱い部分に広がりながら入り、補強をしていくようです
今回は木造平屋で建てるのですが、木造二階建て程度に対応する強度で施工します
将来三階建て、鉄骨造やRC造に建て替える時には強度が足りなくなるのですが、セメントの柱状改良とは違い、既存杭の撤去をすることなく強度を追加することができるのもメリットになります
施工完了したところです
セメントの柱状改良よりもわかりにくいのですが
間隔をあけて砕石が点々としています
ここから砕石を注入してるんですね
もちろん、地盤に対する補償は20年間続きます
見えないところもエコを心がけるとしっかり返ってきますよ