前妻は子供をおいて出て行きました。
さぞや辛い思いをしているでしょう。
後妻となったXさんと残された家族は、前妻を不憫に思っていました。
「もう十分です。これ以上は結構です」
Xさんに幸せをお渡ししようとしますが、遠慮されて受け取りません。
今以上の繁栄や幸せは要らないというのです。
サマンサは、前妻の気持ちをXさん家族に伝えました。
思い違いをしているからです。
残してきた家族は幸せになっているはずだと考える前妻。
それに対し、遠慮して生活する後妻のXさん家族。
なんとも奇妙です。
幸せを遠慮したところで、いったい誰が喜ぶのでしょうか・・・。