昔から妖怪が大好きな?日本人。
その多くは江戸時代に描かれていたそうで、最古は室町時代のもの。
人間は一切登場せず、60以上の妖怪が夜に列をなして歩くという。
楽器の琴や琵琶、さらに傘、草履といった日用品、鍋、釜などの台所用品まで、道具には魂が宿っています。
ものにつく妖怪を付喪神(つくもがみ)といい、妖怪絵巻に登場する定番です。
仏具の妖怪もいて、鐘、お経の巻物、天蓋、銅拍子など。
お経を読む妖怪も発見!
絵巻の最後は、妖怪たちが蹴散らされた先に、太陽や火の玉が描かれています。
陰と陽が反転する日に妖怪に化けるのです。
人間が驚いたら負け・・・!
妖怪には、人間の生きるテーマが隠されています。
続きは、また。