このお話はお山区分ですが、智翔です(>_<)

今後、BL的表現あり。これは素人自己満足のために書く妄想小説です!!実際のものとは一切関係がありません汗。

大丈夫な方のみ、前へお進みくださいm(_ _)m




こちらが一番続き読みたいって言われました笑。最近終わったとこですが、どうぞ( ゚д゚)ノ


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ここは、社長室。



俺はふと思い付いて、斜め前のデスクでパソコンに向かう彼に声をかけた。



「翔くん」



パソコンに向き合っていた彼は、ふと動きを止め眉間にシワを寄せて、俺を見返してきた。

いつもの反応だけど、俺はそれが面白くて目を細めて見てしまう。



「『櫻井』です。……何か?」

「あのさ、旅行行きたくない?」

「………………はっ?」

「だからさ、二人きりで旅に出たくない?誰にも邪魔されないところにさ……」



俺は真面目に言ったつもりなんだけど、当の彼は大きくため息をついて、冷たく言い返してきた。



「何ふざけたこと言ってるんですか?そんなことより、承認案件が溜まりすぎてます。早くしてください」

「そんなことって言わないでよ~。俺は翔くんと二人きりになりたいだけなのに」

「『櫻井』。いつも仕事では二人になるじゃないですか。それ以上何がご不満で?」

「……翔くん冷たい」

「だから、『櫻井』❗それよりも、手が止まってますよ。あと1時間したら全拠点とのテレビ会議も始まります。資料は読まれましたか?」

「えーっと……どれだっけ?」

「………はぁー……」


とまぁ、こんな感じで……仕事中の彼は相変わらず俺に手厳しい。

……何しても可愛いから、いいんだけどね。




一方的に思いを寄せていたこの可愛い彼に色々と策を高じた結果、彼は晴れて俺の秘書兼恋人になった。



(翔くん……俺が好き❓)

(……好き……)

(フフフ………じゃあ……付き合って……❓)

(…………付き合う……)




虚ろな瞳で、確かにそう言った翔くん。

気持ちよさに抗えなくなって、素直に俺に身を任せてくれて……その姿が目に浮かんで思わずにんまりした。



(智……)



俺の名前を呼ぶ艶めいた声。

今でもその声を思い出して、仕事中にも関わらず下半身が熱くなる。



取引相手も同僚も上司も部下も……老若男女問わず虜にする彼。



でも。



この隙なく身を包むスーツの下には、色白でその柔らかな唇から発する言葉とは裏腹に、快楽に熱くなって、ピンク色に染まる淫らで最高な体があるなんてこと。



知ってるのが俺だけなんて……幸せ過ぎる。



「うふふ」

「……?何笑ってるんですか?」

「なんでもないよ……それより、旅行どこに行きたい?」

「……俺の話……聞いてましたか?」



翔くんはやっぱり……冷たかった。




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……とりあえず放り込んでみました笑。