LPGA正会員の資格を逃した三浦桃香に思う。
三浦 桃香(20歳)
2019年LPGAプロテスト最終日、
スタート前に体調不良で棄権。
3度目のプロテスト失敗。
QTにも出場できず来年の試合出場の道が絶たれました。
ブレークした昨年と2年目の今年、
彼女のゴルフを丁寧に見る機会が少なかったので、多くは語れません。
その中でも、感じたのは、
多くの一流企業とのスポンサー契約の今年、
周りの視線を意識し過ぎる面が見えました。
大きな看板を背負っての試合で、思った成績が残せないもどかしさ、
プレッシャーと焦りが垣間見えました。
まだ若いので・・・ちょっと鼻高の態度も見えましたね。
ここは、恵まれ過ぎて周りに煽られて来た弊害でしょうから、
年齢を考えたら仕方がありません。
ただ最高順位が7位で、それも昨季の4月の話。
その後、6月のプロテスト第2次予選でも敗退しています。
まだLPGA正会員ではないので、少しの謙虚さが必要だった気がします。
今回のプロテスト棄権で、来年の試合出場の道が絶たれ、
思い描いていた未来も変わりました。
先輩会員は皆、大げさかもしれませんが、
血汗流し必至にがんばってプロテストで戦い”資格”を勝ち取って来ました。
昨年のフィーバー以来、
若くして、普通では感じられない高揚感と喪失感を味わったとも言えます。
でも、まだ20歳じゃないですか。
才能があれば必ず復活できます。
諦めずにもう一度プロテストに挑戦してほしいですね。
体調不良の”発疹症状”
試合で思うような成績が出ない中、プロテストが近づくにつれ大きなプレッシャーとストレスになっていったのでしょう。
この夏、彼女と同じと思われる発疹症状を両手両腕に経験しました。
ストレスから、初めてアレルギー性皮膚炎症状を経験しました。
だから、彼女の辛い気持ちが少し理解できます。
同情しています。
気持ちを落ち着けてゆったりと過ごし、まずは発疹が早く治るよう祈っています。
まだまだ大きい未来が待っています。
三浦 桃香(2019.7)