こうして時は過ぎて
義姉たちはタクシーを呼んで
空港へ
私たちは
入念なうがいと
部屋の消毒をして
家で過ごしていた
その後の夜
喉が痛くなる私たち
すぐさま私は
葛根湯
夫くんは
のど飴
で対処
それから2日間
喉の痛みは消えず
夫くんは私よりはるかに
体調が悪くなってきた
すると
義姉から連絡が
旅行先でPCRの検査することに
結果は
『陽性』
今は旅行先のアイスランドの
コロナ患者用のホテルにいるとのこと
クーラーと
アイスの言い訳を思い出した私は
これは…
さすがにキレて
2人とも医者だよね?
何かいつもと違うと思ったら
マスクするとか何か出来たはず
文化の違いがあるかもしれないけど
私からしたら
あり得ないことだから!
がっかりです!
と伝えました
義姉は
素直に私の通りだと言い
私たちの喉の痛みから
3日目だから
抗原検査してみてもいいかも
といって
通話を切りました
そして
家にあった
鼻腔ぬぐい式の検査をしてみたら
結果は
夫くん
『陽性』
私は
『陰性』
その夜
夫くん39,2°の発熱
気を遣って
病人の夫くんが
リビングのソファで
寝てくれました
私は
37,5°代をキープ
喉の違和感くらいで
悪化はしてません
夫くんは
《人生で1番辛い》
と
ヒーヒーいいながら
寝てます
約3年間ずっとずっと
気をつけてきたのに
この結果…
ホント
改めて家族の形について
義姉たちとの対応の仕方
距離の取り方
について
色々考えさせられてます
普通の風邪といっしょ
という声もありますが
基礎疾患がある人や
お年寄りは重症になりやすくて
後遺症の事を考えると
やっぱり
コロナはコロナだと思ってます
今回の感染で
4回目のワクチンができる日も
遠のき
引越しの予定がまた狂いました
夫くんが
とサラッと
はぁ…
はぁ…
元気出さないと
私たちの人生
ぐるぐる
ハンガリーに戻ってから
踏み出せないでいます
明後日に
もう一回抗原検査をしてみます
Szia!