話し合い | 今日も、子どもたちと。

今日も、子どもたちと。

学童での出来事や我が子の話などを、思いつくままに書いていこうと思います。

 

4年生たちと2年生との話し合いをしました。

 

「あなたたちが自分たちで考えて、学校でクラスに行って

謝ったり、言うことばを繰り返し考えてクラブに帰ってきて

くれてたのは知ってる。それはとっても嬉しいし、あなたたちは

えらいと思う。」

と前置きした上で、もう一回大人の前でしっかりと謝って

欲しい、それを2年生Kくんのお母さんに報告するから、と

子どもたちに伝えました。

 

4年生たちは自分のことばで謝ってくれました。

 

「なんでやったらアカンことなん?」

 

「人の心を大きく傷つけてしまうことやから」と、それぞれが

自分の意見を言ってくれました。

 

「そうやんな。おうちの人からも話があったって言ってたやろ?

おうちの人たちも私も、大人はみんな、そういうことを

絶対に許さへんことは、覚えときなさい。

Kくんのお母さんも、みんながちゃんと謝って元通りになって

遊んだり学び合う仲間に戻って欲しいって言ってくれてはる。

その気持ちは裏切ったらアカンし、おうちの人たちも裏切ったら

アカン。」

 

「「「「はい」」」」

 

 

 

 

この様子を伝えたところ、4年生Iくんのお母さんは

「いつもよりは真剣に話を聞いていたし、いつもより入って

いっている感じに見えました」と教えてくださいました。

 

報告をしたKくんのお母さんは「これからもよろしくお願い

します」と言ってくださいました。

 

 

 

この件を通して学んだことは、大人の姿勢です。

 

どの大人もが、同じように「これは絶対に許さない」

「絶対にやったらダメなんだ」と伝えることで

子どもたちにしっかりと落とし込めたのかな?と

思いました。

 

 

 

毎日の保育の中で色んなことがあります。

 

大きなことは流れないけど、小さなことは流れてしまうことが

あるのは事実です。

 

そうではなくて、いちいち引っ掛かって立ち止まって、

「これはどうなの?」と子どもに問いかけ、一緒に考えて

いきたいと思いました。

 

 

流れてしまうことは、子どもたちにとっては許されたと思って

しまうことです。

 

そこを流さずに、真っすぐに向き合って話をすることが

必要なんだと、今回のことで学びました。