16日は送り盆。強い台風が関東に接近するということで、警戒感の強い盆の最終日となってしまいました。願わくば、強風が吹き荒れることなく、なんとか送り火をしたいと思っています。

 

さて8月16日といえば、長年「諏訪湖灯ろう流し」に携わってきたことを思い出します。

5年前まで、諏訪湖上に一千灯の灯ろうを流し、花火とともに祖霊をお見送りする行事が行われてきました。15日の諏訪湖祭花火大会と並んで夏の諏訪湖の風物詩となっていたのです。

 

勤めていた新聞社が灯ろう流しを主催していたことから、在職中は船上から灯ろうを流す係を何度も担当しました。作業はたいへんでしたが、湖上で見る花火はとても素晴らしかったことを思い出します。

 

思い起こせば9年前の2015年、父親の新盆ということもあって奉仕作業を免除してもらい、初めて家族とともにお参りと見物に出向きました。併せて、学生時代の恩師の弔いもさせていただきました。

 

さらに5年前の2019年は、場内整理係をやっていました。これが私にとって最後の奉仕作業となったわけですが、奇しくも灯ろう流しそのものが最後の開催となってしまったわけです。

 

翌20年は新型コロナ禍によって中止し、21年には「環境に配慮する」等の理由から灯ろう流しを終了しました。長年続いてきた伝統行事がなくなってしまったのは残念でした汗汗汗

 

コロナ禍明けの23年からは新しい形での送り盆行事が始まり、今年も開催されるようです。時代の流れとともに灯ろう流しは忘れ去られていき、新しい送り盆行事が定着していくのでしょうね。

 

 

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