参院選を私なりにまとめてみました | 還暦兄さんマイケルオズの気まぐれトーク

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 2019年参議院議員選挙が終わり、自民党と公明党の与党が過半数を維持しました。野党も立憲民主党や日本維新の会など健闘したと思いますが、諸派である「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」が議席を確保しましたね。

 

 れいわ新選組では、落選したものの代表の山本太郎氏が100万票に迫る得票をしました。正直、この数字は驚きです。山本氏の知名度が高いといっても、比例代表で2議席を取るというのは大変な躍進といえるでしょう。安倍政権に不満を持ちつつ、野党にも期待できない、そんな有権者の受け皿となったのではないでしょうか。

 

 それ以上にビックリしたのは、NHKから国民を守る党が1議席取ったということです。この党には国民的知名度の高い人はおらず、大手マスコミは泡沫扱いしていました。ただ、他のどの政党よりもSNSを最大限活用し、テレビや新聞とは違うインターネットという媒体で大きな存在感を示していました。もちろん、NHKに不満を持っている人たちも多数支持したのでしょう。

 

 一方で、投票率はといいますと、50%に届きませんでした。すなわち、国民の2人に1人は投票権を放棄したということになります。これは、与野党、さらには諸派を問わず、政治を志す者すべてが重く受け止めねばなりません。

 

 国民の権利である投票権は行使すべきものだと思っています。マスコミの当落予測が過熱し、選挙前から当選者が決まったような報道をされて投票に行く気がなくなってしまう有権者もいるでしょうが、「選挙では予想しなかったことが起きるもの」というのを、今回のれいわ新選組やNHKを国民から守る党の議席獲得が物語っているのではないでしょうか。

 

むろん、私はしっかり1票を投じてまいりました! マイケルオズ