2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その17 ~9月1日 一日の終わり~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

Dreams Come True ~私の旅行記~

世界を旅するOLが、世界のあちこちで叶えてきた『夢』
そんな「夢を実行してきた=Dreams Come True」
旅の話をご覧ください

出発前に旅行会社から送られてきた小冊子の中に、成都(せいと 中国読み「チェンドゥ」)の簡単な地図が載っていた。

 

これを見ると、お店からホテルまでは車で20分程度で着くんじゃないかなって感じ。ホテルはどうやら街の中心にあるらしい。

 

街中を走っていると、やたらに電器関係の看板が目に付くようになってきた。すると全さん「ここは成都の秋葉原です。私、(秋葉原へ)行ったことないですけど、同じです」って。

ふ~ん、秋葉原って中国でも、やっぱり有名なんだぁ。でもね、最近のアキバは単なる電気街とは違うのよ~ウシシ

説明しようと思ったけど、面倒くさいので止め。だって、いかにもお坊ちゃまで育った感じの全さんにはオタクなどは理解出来そうもないもんね~。

その一角を抜けると、今度は繁華街。かなり派手なネオンがチカチカ。目出度いという色の赤がやたらに多い。ド派手という言葉がピッタリかな。マクドナルドやケンタッキーなどもやたらに目に付く。

キョロキョロしているうちにホテルが目の前。

銀河王朝大酒店(Yinhe Dynasty Hotel)が宿泊先。

インターネットで外観だけは見ていたのだけれど、4つ星だけあってかなり立派。車寄せに入ると、目の前に金色にライトアップされた壁の表面に水が流れ、その中にパンダの絵がド~~ン!

一部の友人に派手好きと言われている(ホントはそ~でもないんですけどね)私でさえも「派手!!」って思えたくらい。ロビーも広くて立派。壁には「三顧の礼」や「桃園の契り」などのモチーフが彫られている。

 

チェックインを済ませ、両替も一緒に済ませる。私は以前USドルを大量に両替して余り、そのまま使わずに持っていたので、今回どうせ両替するなら一緒でしょと思い、USドルから元に交換。母は日本円から中国元に。

 

行動予定表には、「臥龍(がりゅう 中国読み「ウーロン」)でパンダと遊ぶプラン」と書いてあったけど、万が一オプショナル(事前情報では1000元=160000円くらい)だったら、現金で支払わなくてはならない。その際に足りないということになると困るのでやや多めにしておいた。そうそう、そして肝心の借金を全さんに返す(笑)。「(僅かなので)要らない」と言っていたけど「きちんとしなきゃダメよ」と言って清算。

翌朝はロビーに7時20分に集合、7時半に出発と決定。臥龍(がりゅう 中国読み「ウーロン」)へは、4時間から4時間半くらい山道を行くからとのことだった。

10階の部屋へ向かう。ちょうど廊下の突き当たりの部屋なので、周りの部屋の人の騒音に悩まされなくて済む。まぁ、必ずしも五月蝿いとは限らないんだけど、このホテルは日本人客も多いそうなのでね(過去の経験から、大体日本人客はドアの開け閉めや廊下でのお喋りが五月蝿い)。

 

カードキーなので、電気関係のスイッチも兼ねているのが普通なんだけど、ここのはそうでもないらしい。でも、一応形式的にカードを入れるところがあるので、そこに挿しておいた。部屋は広めでこざっぱりとしていて、清潔。バスルームも広くていい感じ。お湯もぬるめだけど出るし。ただし…ど~してトイレットペーパーまでこんなに距離があるの?と思えるくらい便座から離れていたあせる。手の短い人は困るじゃない!(笑)

成都をあげてパンダを売り物にしているせいか?アメニティ・グッズは全てパンダ尽くし。タオルもスリッパも。パンダ好きの人には欲しくなるもの?かもしれない??

石鹸、ハンドタオル

バスタオルにも・・・

 

起床時間が早かったので、初日はとても長い1日になった。

 

夜のオプションで川劇鑑賞も勧められたけど、日本で見たこともあるし、疲れが酷かったので断った。オプションにお客を連れて行くと、旅行会社にマージンが入るのでしつこいくらいに勧めることが多いのだけど、今回は私達2人だけだし、また全さんのおっとりとした性格から一度断ればそれでおしまいだったから楽だった。

 

ともかくゆっくりとお風呂に入って、早めに寝ないと…。旅行は「よく食べ、よく寝て」と、体力が勝負なのだから。

クーラーもしっかりと効くので部屋も涼しくなってお風呂上りでも快適。翌朝の目覚ましを携帯と時計とそれぞれセットして就寝。朝まで爆睡。