2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その16 ~9月1日 中国4大料理の一つ~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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まず最初の料理、麻婆豆腐が運ばれてきた。

それと一緒にいつの間にか全さんもスーッと現れて説明をしてくれた。「私達、2人しかいないので、全さんと王さんも一緒に食事をしましょうよ」と誘ったけれど、「僕達はあっちでいいんです」と言ってきかないので、今回はそのままに(翌日、理由を聞き出した)。

 

見た目は、日本で見るように赤いのではなく、黒い。いかにも「胡椒が利いてます」って感じ。

「辛いものは平気?」と心配そうに聞くので「大丈夫、大好きよ」と答えると、にっこりして「まずは食べてみて!」とのこと。早速一口食べてみる。

唐辛子の味と胡椒の味とどちらが強いかっていうと胡椒のほう、それもやや痺れるような感じ。でも、辛いものが好きな私達にとっては美味しい。そして後を引く

「辛いけど美味しいね~、後を引くよ~」とパクパク食べていたら、次から次へと料理が運ばれてきた。「これは○△ね~。この料理は坦々麺ね~。こちらはお店の人が食べ方を見本で見せてくれます」と全さんが説明してくれた。そして一通り説明が終わると、自分達のテーブルへ戻っていった。

それにしても、2人だけなのに量が多いなぁ。最初、麻婆豆腐を見たときは「うわ~、ちょっとだけ」って思ったけど、考えてみれば麻婆豆腐だけしか食べないわけじゃないから、それでちょうどいい量だったのかもしれない。

 

お店の人が見本を見せてくれたのは、肉そぼろのレタス包み。肉そぼろとクルトンと、ピリ辛の味噌をレタスに包んで食べる。衛生管理もしっかり店員に教育しているようで、ビニールの使い捨ての手袋をしてから作ってくれた。直接口に入るものだからね。これはかなり美味しかった。

出てきた料理が全て辛いものかというと、そうではない

塩味のスープは、あっさりしていて辛さが残る口の中を優しく中和してくれる。

筍やきくらげ、青菜が沢山入っているけれど、筍のシャキシャキ感ときくらげのプリプリした食感がなんとも言えず美味しい。きくらげはまた一つ一つが大きいこと。多少は切ってあるけれど、日本のサイズよりも遥かに大きくて肉厚。きくらげ好きの私としては嬉しいことだ。筍は、やっぱりパンダの故郷だけあって、豊富に取れるのかしらね?と母と笑いながら話す。まぁ、パンダと人間の食べるものは種類が違うんだけどね。

 

 

坦々麺は私としてはイマイチだった。

好き好きだと思うけど、私は日本のほうが美味しいかなぁ。辣(ラー)油も、あまり利いていないし、ピーナツの味も全くしないし。ちなみに本場の坦々麺には汁は無いものと思っていた(TVで以前そう言っていたのを見た)けど、この店のは汁ありだった。

 

レタス包みも美味しかったけど、一番美味しいと思ったのは「布袋豆腐」

袋状になった豆腐の揚げたもの中には、挽肉やハムなどが細かく刻んだものが入っていて、それにあんがからませてある。あっという間にお腹がいっぱいに・・・。麻婆豆腐も辛いけど美味しいのでついつい手が出るけれど、辛いものを食べると汗をかく私は、大汗をかいていた。お店の中は涼しくなっているんだけど、私だけは真夏状態メラメラ、汗が止まらない!!

 

殆どの料理は食べきったけれど、スープだけはどうしても残してしまった。4人でも多いんじゃない?ってくらいの量だもの。そうそう、お米なんだけど、出てきたかなぁ?食べたかなぁ?とまるっきり記憶なし。麻婆豆腐のインパクトが強すぎたのかもしれない(^^;

食べ終わって、ちょっと一休み。入り口のところでは、店員のお兄ちゃんがなんやらパフォーマンスを兼ねて作っている。見ているとまるでピザみたい。捏ねて伸ばして、平らにしたかと思ったら、ピョっと放り投げて、あっという間に大きく丸く拡げる。そしてそれを四角く切って重ねて焼いていた。端っこはまた纏めて、その次に使っていた。

 

見ているうちに全さんがやって来た。「食べ終わったので、もうホテルへ戻っても大丈夫ですよ」と伝え、ホテルへ。車に乗り込む前にお店の入り口の写真を撮影(既出)。入るときはまだいくから明るかったので、明かりが灯されていなくて、地味だったけど、提灯に明かりが入ってとてもキレイ。入り口のところには、目立つようにとキレイな水色のチャイナ服を着た、これまたスタイルの良いお姉ちゃんが立っていたっけ。味もそうだけど、キレイな人に釣られやすいんだろうな(笑)

それにしても、中国の4大料理の一つである四川料理はかなり美味しい。辛いものは勿論のこと、普通のものも。さすが食の国だけあると思う。大満足。ツアーに依ると思うけど、四川料理は辛い料理だけではないので、苦手な人もそうでない食べ物を食べられれば、十分満足出来ると思う。

 

まぁ、海外旅行は原則として、何でも食べられて、香辛料の苦手でなければ、美味しく満足は出来るものだと思うけど。