成田に着くと、朝早いのに結構人はいたので、少し驚き。今までこんなに早い時間に成田に行ったことは無いし。
あ・・・帰りは朝着便で帰国は、あるかぁ・・・。
一応ツアーなので、団体用のカウンターに行ってチケット等を受け取る。その際についでに「今回のツアーは合計何人になりますか?」と聞いてみた。すると帰ってきた返事は「2名様でございます」。
って言うことは私たち親子だけ?「他の空港からの合流が無ければ」との係員の話だったけど、このツアーって成田出発の設定だし、仮に地方からだとしても、この時間帯では乗り継ぎは無いでしょ。。ラッキ~~!!!
日本から同行する添乗員はいなくて、現地ガイドと成都の空港で合流するので、言わば『個人旅行のガイド付き』と一緒じゃん!!
ホクホクしながら母と2人で中国国際空港のカウンターへ。北京経由とはいえ、4時間ほどのフライト、一旦降りて再び2時間半ほどとかなりの長旅にもなるのでなるだけ楽に行きたい。
そこで、とりあえず「非常口のところの席は空いていますか?」と聞いてみた。すると「当エアーは男性の方のみとなっております」とのこと。ふ~ん、その航空会社によって色々とあるのねぇ。。
「じゃぁ、テレビの画面の前のところは?母の足の具合があまり良くないので(癌の手術をしたので、その後遺症がある)、なるべく足が伸ばせるほうがいいのですが」と交渉してみた。
すると「成都(せいと 中国読み「チェンドゥ」)までの方はなるべく機体の前のほうにお座りになっていただくのですが、承知致しました」とよい返事が。貰ったボーディング・パスを見ると11番目。へ~、こりゃ~かなり前だこと。
手続きも終わったので、出発ゲートに向かうことにした。荷物検査などで引っかかって時間がかかるのも困るし、別に何することもないし。手荷物検査も、拍子抜けするほど空いていて、何のお咎めも無く通る(ヘアスプレーとか持っていたんだけどな)。出国手続きもまばらな人だったのですんなり。こんなのはホントに久しぶりのことかもしれない。
DFSでは買い物をする気はまったく無かったけれど、大好きなブルガリがあるので、新製品だけはチェック。母と「あのイヤリングは可愛いよね」と言って見ていたら、割と若めの男性がフラリと入ってきた。そして熱心に品定めを始めた。そして「あの~、プレゼントを選びたいのですが・・・」
ええ~~?ブルガリの宝石をプレゼント?こりゃ~、本命口説くんだな。「若い女性なんですが・・・」おい!いちいち「若い」って言わなくても、判るがな~!他人がプレゼントを選んでいるのを見ているような趣味は無いので、とっととゲートに向かうことに。すると、我が母「いいわね~、ブルガリの貴金属をプレゼントしてもらえるなんて~」とチクリ。
ど~せ、私は自分で買うしかないわよ(怒)。いいもん、いくら高価でも好きなデザインじゃないと身につける気持ちにはならないもん。と強がりを思ってみる。
早々と搭乗ゲートのところまで行って、そこで時間潰し。我々親子と同じように、早めに来て座っている人もチラホラ。母と2人でなんだかんだとお喋りしていたのだけれど、マッサージチェアが置いてあるのを発見。
我が家にもマッサージチェアがあるのだけれど、これは家族みんなで重宝している。1回のメニューは大体15~20分でスイッチが自動で切れるのだけれど、あまりの気持ちよさに気がつくと寝てしまうこともしばしば。値段が張るのと置く場所を取るのが難点だけれど、もし余裕があれば一家に1台と勧めたいくらい。
まさか無料って訳はないわよねと言いながら見ると、20分で200円とのこと。
1回のマッサージが終わる頃、搭乗が始まるので、時間潰しにはちょうどいいかもしれない。
母だけがマッサージ器にかかって、私は数枚の写真撮影。
実は今回、連れが他にも居たのである。誰?と思う方もいるかもしれないけれど、パンダのパペット。

何気ない風景も、外国の景色の紹介も私がするよりはパンダのほうが愛嬌あっていいと思う。
このパペット関係のサイト「港北ニュータウンのパンダたち」では、サイトの管理人さんの他に、家族会員と言って、同じ会社製のパペットを持った人達が沢山いるのである。そして、彼/彼女らは、みんな旅先や街中にパンダを連れて行って写真を写しまくっている。
ということで、家族会員の一員である私も本物のパンダに会いに行くんだから、このパンダを連れて行かないってことはあり得ないのである(笑)。
それと・・・このパンダのパペットには何か動物を惹きつけるものがあるのかもしれない。イヤ、正確には動物から見る人間はみんな同じなので見慣れてしまったものだけれど、そうじゃない、異物の何かであるので興味を持って寄ってくるのだろうと推測している。でも、そう考えるとなんだか味気ない、と言うことで、パンダには魅力があるんだと言うことに・・・(笑)。ということで、我々の今回の旅は「2名だけではなく、プラス1匹」が正しいのである(^^)

