「ね~、お母さん、今、旅行に行けるほど自由に出来る(お母さんの)お金ある?(注:私の場合、旅行=海外を意味することが殆ど)中国にパンダ見に行かない?」
とある7月の週末の午後、母娘2人でマッタリ過ごしている時に、こう切り出してみた(笑)。
去年に引き続き、母と一緒に旅行することにしたのだ。
母を誘ったのは、まず、パンダを見に行くには、1人だけではパンダと一緒に収まっている写真が写せる可能性が大層低いこと、
そして写真を撮ってもらうには、そこそこ写真がキレイに写せる人であること、
9月の初めに中国へ休みを取って一緒に行けそうな友人は居ないこと、
暑いところに行くので、同じようにクーラー大好き人間でないと私が暑さに参ってしまうだろうと予想したこと、
等など、これまた沢山の理由があったのである。
実を言うと、切り出す前に既にインターネットでカタログだけは取り寄せる手配はちゃっかりと済ませていた。
でも、結局、それは取り寄せただけで実際にはネットで見つけたほうを申し込んだ。
パンフレットの中には、4日間の「1日体験飼育員ツアー」なるものもあったけれど、それは母には可哀想だから却下、そして日程もギリギリの3日間で済ませたかった私は、近ツリの「パンダの故郷 スペシャル臥龍(がりゅう 中国読み「ウーロン」)&成都(せいと 中国読み「チェンドゥ」)3日間」というものを見つけたのである。
ともかく中国などは、言葉の問題や、移動手段の問題などから考えるとツアーに越したことはない。
香港みたいに自由気ままに動ける場所とは違うからである。
そして・・・何よりも内容がいいと思ったこと。成都と臥龍にあるパンダセンターの両方が日程に組まれていたのである。
九塞溝などのツアーでは、成都からの移動距離があるので、パンダセンターに行くとしても成都だけ。
でも、私が本当に行きたかったのは、臥龍のほうだった。そこには去年(2005)の夏に生まれた子パンダ16頭がいる幼稚園がある。ともかく見たいのはやんちゃ盛りの子パンダ達。
そして、臥龍では子パンダと遊べるとのこと。そんなことは日本では決してあり得ないことなので、例え追加料金を払ってでもしてみたいと思っていた。
で・・・肝心な母の反応は・・・というと、二つ返事でOKとのこと。こうなりゃ、決まり!あとはとっとと動くのみ!(父には申し込み後の事後報告ということで・・・)
とりあえず、お互いのパスポートの残存期間をチェック。なんと言ってもこれが一番重要だし。見ると、私もまだ1年ちょっとあるし、母は更に1年先。ま、余裕だわ~。
チェックもしたので、安心して申し込みが出来るので「善は急げ?」とのことで、早速ネットに接続。申し込み画面にアクセスして、必要事項を記入しておしまい。あとはメールで連絡が来るのを待つだけ。
申し込みの確認も、支払い先の口座や期限、など全てメール。入金したら、その確認をしてから「ご入金の確認」ってふうにメールで連絡が必ず入る。
ま~、窓口で待ったり、電話でのやり取りで、聞き間違いやら、不在やらってことがないので、ともかく楽。その代わり、ネットで申し込むのだから、間違いがあったら全てそれは自己責任の範疇ってことで・・・。