→前回のお話「人間には、脳が3つある」

第2の脳「腸」について

腸はなぜ脳の支配なしで生きていけるのでしょうか。
それは、腸にある神経細胞の数に理由があるのです。
腸には沢山の神経細胞があります。
その数はなんと約1億個。
1億個という数は、脊髄と同じくらいだそうです。
そして脳の神経細胞は約150億個です。
腸の神経細胞の数は、脳の次に多いのです。
この腸に存在する神経細胞によって
消化、吸収、排泄をコントロールしているのです。

第2の脳が腸にあるというお話は、
東京医科歯科大学名誉教授の
藤田紘一郎先生という方が
『脳はバカ、腸はかしこい』
(三五館)という著書の中で説明しています。

日本大学生物資源科学部教授の上野川修一氏も
著書『人生は運命ではなく「腸」が決定する 
「腸」こそ免疫力の原点だ
』の中で
人間の体が、まず腸からできあがるということを
記しています。

 意外と知られていないことですが、私たち人間が、
母親の胎内で受精卵から人の形となっていく過程で、
最初にできあがる器官が、実は腸です。

そして腸の両端が口と肛門となって、
途中の一部がふくらんで胃となっています。
 さらにその後、神経のもとになる神経板がつくられ、
これが管状になって伸びて、脊髄そして脳へと
成長していくのです。

人間は一番最初に腸からできているのは、
意外と知られていない生物学の知識でしょう。

 腸は、脳にも匹敵する重要な器官であり、
栄養を吸収する腸がなければ、からだの中のどの器官も、
生命活動を続けることはできないのです。



高槻市の鍼灸専門治療院
はりきいち鍼灸院

072-695-5189
〒569-0814大阪府高槻市富田町 1-11-12