ひとことで、人を幸せにすることも不幸にすることも出来てしまうのです。
誰のひとことでもそう、
だから君のひとことでもそう。
でも考えてみればそのくらいの言葉、私も何も考えずに言っていて。
それで初めて気付く、
あぁあの人はあの時、
私の言葉を聞いてどう思ったのだろう。
悲しいと思うのだろう。
やっぱり認められて初めて、人として存在する意味を皆見つけると思うんだ。
そこで「お前の代わりはいくらでも居る」なんて、
僕はどうしたらいいの?って思ってしまうのだろう。
私は今まで何をしてきたかな、と思う。
認められたい。
それならまず相手を認めないと。
そこからだと思うの。
それでも、要らないよって言われたら私の気持ちはどこに行くのだろう。
だって私の代わりっていくらでもいるんだもの。
どんなことにおいても。
だからそう言うのでしょう?
知っているんだ。
時間が戻るならいつに戻ろう。
それすら曖昧でガタガタよ。
何すればいい?
ひとつしか答えが無いけれど、何か意味が解からなくて苦しい。
ね、そう。
そんな。
綿菓子が口の中で溶けるくらい早く、
僕も痛みを感じないスピードで、溶けてしまえたなら。
アデュー。