寒波ってヤツがとうとうやってきてしまいました。ここ2日ほどは身を切るような冷たい北西風が吹き荒れ週末は大荒れの予報…。行くなら今日しかないよね。そんな感じでかなり無理しての知多への単独釣行です。
知多アジング釣行
2022/12/16(金)~
満潮23:09、干潮05:40。月の出23:56の小潮。
第1ポイント
予報では昼間の強い北西風は夜になって緩んでくるはず。
…
…お、おう。
真横に流れる煙突からの煙。あんまり見事だから写真撮ってみました。手ぶれ酷ゥ…
普段ならこの時点で少しでも風裏となるポイントを目指すところ。でも今日はちょっと違う。アジの動向を知る為に当初から予定していたポイントを目指す!
21時前にポイント到着。
ビュオオオーーーー
いい感じの爆風。
この期に及んで、この風向きなら何とかなるッ!と謎のやる気が湧いてきてそそくさと準備して急いで釣り場へ向かう。
お、おお、おおお!
氷しか入っていないクーラーが風で飛ばされそうだ。
身を低くして安全を確保して第1投。
ベロロロロロロ~~
吹き飛ばされるライン
…ですよねぇ。
なのにこのコンディションの中で1匹アジを絞り出したくなってあれこれ手を尽くして粘る。
1時間粘ってようやく姿を見せてくれたのはメバルちゃん。知多では久しぶりに釣った気がする。(21:54)
再びのメバル。1.8gのスプリットに0..4gのJHの組み合わせで糸ふけを出したままウィンドドリフト(21:59)
一度だけメバルとは違った鋭い走りをする魚を掛けたのに表層でバラしてしまって、ついつい粘ってしまったけれど、2時間経ったところで心折れてこのポイントを後にします。
第2ポイント
今夜は金曜日。それにこの風向きだと大混雑してるだろうなぁ…それでも少しくらい場所空いてないかな?…うわ…この寒空に2列駐車ですよ。車から降りて様子をうかがうと等間隔にびっしり。そのままこの有名ポイントを後にします。
第3ポイント
このままではポイント難民になる。なんとか風裏で空いていそうな場所…思い切って初場所へ向かう。灯りは無い。足場も決して良いとは言えないのでスパイクシューズに履き替えてポイントへ。
…
…いい感じに風裏。釣れる雰囲気もある。
…ただ足元がめちゃ浅くて落ち込みまでかなり距離がある。
フロートを遠投したら面白そうなポイントだったんだけど手持ちのMキャロでは駆け上がりを丁寧に探ることができず20分程探ったところでギブアップ。次へと向かいます。
第4ポイント
軽くテトラ帯を見回り。スパイクシューズを持ってきているとは言えこの風向・風速では難しそう。無理は禁物、チェックのみで諦めて移動します。
第5ポイント
さらに移動、駐車してから何百メートルか歩いて港内の小場所へ。ちょっと斜めからの向かい風だけれど軽量ジグ単でネチネチやれそうなので試してみる。
1投目から相手してくれたのはロリメバル。アタリの出方がアジっぽかったので一瞬期待しました。(00:24)
ガッシーくんもお目見え。この寒空にアジが入ってくるには水深が無さ過ぎかも…。(00:35)
回遊待ちしてもジリ貧と判断して再び移動です。
第6ポイント
再び歩いて港内をぐるり大移動して多少なりとも水深のある場所へ。
…港内移動中、誰にも会わない。
…ポイントに着いても誰も居ない。マジか?
貸し切りのポイントで釣りを再開してみたものの目立った反応はない。時折ワームを引っ張るのはマイクロメバルか?噛み後がないからヒイカではなさそう──魚の姿を見ることなくいつもなら賑わうこの場所を後にします。
第7ポイント
何とか1匹!その気持ちだけで車移動。帰りたいけど帰れないこのままじゃあ。
1gのジグ単をフルキャスト。強めのアクションで広範囲を手早く…
1投目に喰ってきたのはまたもや小メバル。アジっぽいアタリの度にドキドキ・ガッカリです。(01:51)
ジグヘッドを軽くして近場を丁寧に探っても豆メバル。(02:21)
メバルならそこそこ反応があるこのポイントでやり切る選択もあるけれど…(02:29)
キャロを遠投したりあの手この手を尽くしてもアジの姿を見ることができず──これで最後と決めて移動をすることにします。
第8ポイント
本日の釣行もいよいよ大詰め。少ない可能性を求めて最後のポイントへ。
答えはあっさり出ました。ここでも小メバル。(04:00)
…
…しばらく小メバルと戯れて。
…今からアジに出会うのは無理だなぁとようやく踏ん切りが付いたところで本日の釣行はこれにて終了です。疲れたぁ。
釣行を終えて
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…
一言でいうなら急激な水温低下の影響って事でしょうね。同じ水温でも安定した低水温と、急に落ち込んだ低水温では意味合いはまったく違うでしょうから。
それでもこのまとまった寒波は遠浅の知多では影響が大きそうです。次の闇の大潮までは魚が残っていて欲しいと願っていましたが数釣りは厳しくなっちゃうかもしれませんね。ちょっと寂しいですけれど。
──次は遠征しちゃうかもしれません。