卿卿(きょうきょう)日常 #4 節気の女子たち あらすじ

 

 

今日は白露はくろの誕生祝いなので、節気の女子たちは尹岸いん・がんの愚痴を言いながら和気あいあいと準備をしていた。

 

李薇り・びは華麗な料理の腕前を披露し、すぐにみんなと仲良くなった。

 

尹崢いん・そうは経済や商取引に明るい尹岸いん・がんの力を川主せんしゅが求めている、尹岸いん・がんを育てたせん夫人は病気だから見舞いに行くべきだと言って、言葉巧みに尹岸いん・がんを説得した。

 

今日が誕生日の白露はくろは、誕生日の夜には尹岸いん・がんが来るからと浮かない顔だった。

節気の女子たちは皆尹岸いん・がんを疎んでおり、断るための策を持っていた。

李薇り・びは彼女たちの話を聞きながらメモを取っていた。

節気の女子たちは李薇り・びも同じ悩みを持っているのだと知り、より一層李薇り・びに親身になった。

 

李薇り・びは、尹岸いん・がんが宮中に戻ることになれば会わずに済むと女性たちに話した。

尹崢いん・そうにとって居候のような自分も何か役に立ちたいと思い、李薇り・びは協力したのだ。

尹岸いん・がんがいなくなれば助かると、節気の女子たちは乗り気になった。

 

誕生祝いの席に現れた尹岸いん・がんは、女性たちの名前と顔をきちんと覚えていなかった。

 

尹岸いん・がんに宮中に戻る件を相談された菫海棠とう・かいどうは、女子たちを追い出されたくなかったら朝議に出た方がいい、皆を守って欲しいと頼んだ。

 

白露はくろ霜降そうこう大暑たいしょ小満しょうまん菫海棠とう・かいどうを連れて、尹岸いん・がんは宮中に戻ることにした。

 

夕食の席で、尹崢いん・そう李薇り・びに今日のお礼を言った。

そして今夜部屋に行くと言った。

 

李薇り・びは月経が来たと言って今日を乗り切ろうとした。

尹崢いん・そうは、菫海棠とう・かいどうとどんな話をしたのか聞きに来ただけだった。

床入りは強制しないと言うと、尹崢いん・そう李薇り・びに協力を求めた。

 

成人して政務に就く際、川主せんしゅに対し家庭の円満ぶりを示す必要がある。

夫人たちと仲良くしてほしいと尹崢いん・そう李薇り・びに頼んだ。

無事に職位に就いたら、”跡継ぎを授からない”ことを理由に離縁してほしいと李薇り・びは頼み、尹崢いん・そうは引き受けた。

 

厨房に出入り禁止になったことを李薇り・びが話すと、郝葭かく・かは料理人を味方につけてはどうかと助言した。

 

厨房では料理長の劉宝泉りゅう・ほうせんと副料理長の周全しゅう・ぜんが頭を抱えていた。

保存のため塩漬けにした豆腐にカビが生えてしまったのだ。

そこに毛豆腐マオトウフにすればいいのだと言う李薇り・びが現れ、レシピを伝授した。

 

劉宝泉りゅう・ほうせんは黙っていられず、尹崢いん・そうにカビた豆腐を使った事を告白した。

李薇り・びが目の前で食べて見せたが、尹崢いん・そうは拒絶した。

しかし李薇り・びが落ち込んだ表情をすると、尹崢いん・そう毛豆腐マオトウフを食べた。

そして美味しいと言った。

 

全てが上手くいった後、李薇り・びが協力関係を提案すると 劉宝泉りゅう・ほうせんは話に乗った。

 

その後も李薇り・びのレシピで料理長が料理を作った。

尹崢いん・そうは好まないはずの皮蛋ピータンでさえ美味しく食べた。

 

李薇り・び上官婧じょうかん・せい阮思思げん・ししとも仲良くなり、郝葭かく・かと4人で持ち寄った料理を囲む食事会をしていた。

菫海棠とう・かいどうたちが料理を持ち寄りやってきて、九せんの料理が集まる食事会がにぎやかに開催された。

そこに指導主任のげん女官が現れ、話しながら食事する態度を厳しく叱責した。

 

少傅しょうふ戴笛たい・てきは、尹崢いん・そうの論文は素晴らしいものの、夫人の評判が悪いのが尹崢いん・そうの責任だと見なされれば名声が傷つくことになると助言した。

 

げん女官による料理の授業が始まった。

上官婧じょうかん・せいの作る料理を80回離縁される料理とげん女官は指摘した。

 

李薇り・びげん女官に意見した。

げん女官は李薇り・びを打ち据えようとし、庇った郝葭かく・かを打った。

上官婧じょうかん・せいの鉄拳がげん女官めがけ振り下ろされ…?

 

 

 

 

感想

 

節気の女子たち(尹岸いん・がんに二十四節気の名を付けられた女性たち)は、皆 尹岸いん・がんを疎んで彼についての愚痴を言っていました。

李薇り・びはすっかりみんなと仲良くなれました。

 

尹岸いん・がんは女性たちの顔や名前や出会った経緯などきちんと覚えておらず、雑に扱われるのも納得なのかなぁという感じです。

おそらくナルシストな尹岸いん・がんは自分が一番大好きで、だから女性たちのことは二の次なんでしょうね。

 

庭で楽しそうに準備する女性たちの声をBGMにしながら、尹岸いん・がん尹崢いん・そうに「楽しそうな声だろ。この幸せは私が1人で築いた」と言っていました。

尹岸いん・がんにとって女性たちは自分の偉大さを補強する存在、みたいな感じなのかなぁと。

 

女性たちも愚痴は言いつつ、楽しそうに暮らしているので案外WIN-WINの関係なのかもしれないですね。

 

尹崢いん・そう尹岸いん・がんに言葉巧みに宮中に戻るよう促し、李薇り・びは女性たちを味方につけました。菫海棠とう・かいどうから皆を守って欲しいと頼まれた尹岸いん・がんは、宮中に戻ることに。

 

4人までしか連れて行けないので、尹岸いん・がんは選抜試験を行おうとしましたが、誰もついていきたくないのでみんな敗退しようと必死でした(笑)

A4ウエストチャレンジもやっていて(菫海棠とう・かいどうがもっと小さい紙にすり替えてましたが)笑いました。

A4ウエストチャレンジ、私が知ったのは本当につい最近なのですが、調べたら7年前に中国で流行ったと書いてあってびっくりしました。

7年前には全く知りませんでした。

 

尹崢いん・そうに部屋に来ると言われて慌てた李薇り・びは、生理と偽り拒否することに。

尹崢いん・そうは急に「月経だ」などと言われ戸惑っていましたが、李薇り・びがそう言う理由を察し、最後には床入りは強制しないと言ってくれました。

李薇り・びが凡人には思いつかない面白い理由を考えてくれそうで、少し楽しみにしていたのですが、これで床入りの問題も解決してしまいました。

 

李薇り・びが案外有能だと知った尹崢いん・そうは、職位を得るための協力を要請しました。

李薇り・びは協力する代わりに離縁してほしいと提案。

離縁したいと言われた尹崢いん・そうは箸を置きました。

嬉しそうな李薇り・びに対し、尹崢いん・そうは決して楽しそうではなかった。

一体どんなことを考えているのか。

視聴者が期待するような事でしょうか?

 

七少主に嫁いだ阮思思げん・ししは、内苑書堂ないえんしょどうよう女官に声が小さいと怒鳴られ、さらに委縮してしまいました。

上官婧じょうかん・せいは助けに入りました。

教官にも全く物おじしない上官婧じょうかん・せい、すごいです。

 

李薇り・びはこの2人とも仲良くなり、もともと仲良しの郝葭かく・かと4人で仲良しになったみたいです。

タイプの違う美女がわちゃわちゃしてるのを見られる、眼福です。

 

尹崢いん・そうはあっさりした食事ばかりなので、李薇り・びは食べたいものが食べられない。

郝葭かく・かの助言を受け、李薇り・びは料理人を味方につけることに成功しました。

毛豆腐マオトウフは食べたことがなく、食べてみたかったです。

皮蛋はあまり得意ではないのですが、宋舞そう・ぶが7杯目をお替りするくらいですから相当美味しそうです。

あの麺、食べてみたい。

ほうれん草と皮蛋ピータンの相性がいいというのを今回学びました。

 

尹崢いん・そう戴笛たい・てきから側夫人に名声を傷つけられないよう助言を受けている裏で、李薇り・びげん女官と問題を起こしていました(笑)一体どうなっちゃうんでしょう。

 

和親のためと言って 他せんから夫人を集めながら、集めた夫人は新川しんせんに染め上げようとする態度は、それは違うのではないかと思ってしまいます。

 

とりあえず、上官婧じょうかん・せいの拳(野菜を持っていたような?)を浴びせられたげん女官が無事でいられるよう、お祈りしておきます。