告別式で…
親戚の人達同士の会話

「うちの宗派は、なにもしなくていいのよ」
「いいねえ、楽で…
うちは、お盆のお迎えは◎◎や△△を用意せんとあかんから大変やわ
「ほんまあ そらしんどいねえ。うちはほんまに楽やわ。」

ご先祖様、そんな大変な思いしてるんか
わしゃ、なんも要求しとらんよ~
って笑ってはるかもしれません

誰のために祀って、お墓参りして、
ご仏壇に手を合わせているんでしょう?

もちろん、あなたのためですね

みんな宗派によってやり方が違うというところに
疑問はないんかなあ…

あちらにいったら、みんな同じやのに、
宗派が違うものを一緒に祀ったり、置いてたらアカンっていうのも
私はしっくりこないのです…

あれアカン、これ間違い!ってしてしまって
ほったらかす、無縁仏にしてしまうほうが
よっぽどアカンのちゃうんかしら…と思ってしますのです

日本の常識が世界の常識ではないように、
あなたの周りの常識が絶対じゃあない…
それであなたが苦しむ必要はないと思うよ

気持ちを込めて、祀っていたら、
あちらへ帰られた大切な人にも愛の念を送っていたら
それで十分やと、私は思います

面倒くさいと思いながら、お盆のしたくをされるくらいなら、
静かに大切な人を思い出し、今ここにある自分の幸せに
ありがとう!と呟くほうが、あなたやあたなの周りは
もっと幸せになれる

事務的にではなく、気持ちを込めて
あちらに帰られた大切な人を思う時間を作ってみましょうよ

そんな事を感じたひと時でした


心の扉、開けておいてね
愛の念を送ります


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