一般にクリスマスローズと呼ばれているが、今の時期咲いているのは正確にはレンテンローズと言うそうだ。
クリスマスにしてもレンテン(レント:四旬節)にしてもキリスト教の言葉で、その時期に咲くことからの命名なのだろう。
大株になると花が鈴生りに生る。
こちらも大きく育ったが、この場所にはもともと芍薬を植えてあった。
芍薬は4、5年ごとに植え替えると聞いていたが、それをサボっていたら消えてしまった。
クリスマスローズと言う名前では茶花としては使えない、あるいは使い辛いということで「寒芍薬」という別名を与えられたとか。
「寒牡丹」は歴とした牡丹だが、寒芍薬は芍薬とは似ても似つかぬ花。
春の今の時期に咲くレンテンローズも寒芍薬と呼んでよいものか。
が、名前はどうでもいい、と思う。