筑波山に登ろうと登山口に向かって歩いていたら、観光案内所に「百人きもの」と書かれた幟が立てられていた。
案内所に入ってみるとパンフレットがあったのでいただいてきた。
筑波山華やぎプロジェクトの行事とある。
パンフレットから引用すると、
「常陸国風土記」に万葉の嬥歌会(かがい)の舞台、筑波山麓にはその当時、1万人もの人が集まったという史実に心動かされ、筑波山に再び1万人が集う賑わいと華やぎをもたらせたい・・・と、日本が世界に誇れる文化の象徴「着物」で集う「百人きもの」を2018、2019年開催。
昨年はコロナの影響で中止になったが、今年は健康と幸せをもたらす「〜祈り〜」をテーマに実施することになったとのこと。
実際に何をするのかはパンフレットを見ただけではよくわからないが、筑波山神社周辺に着物を着た人がたくさん集まればさぞや華やぐことだろう。
ところで、嬥歌会に1万人も集まったという話は初耳でにわかには信じ難いが、「常陸国風土記」にはそんな記述があるのだろうか。以前読んだが記憶にない。
また、
筑波山が着物発祥の地、とあるが、何か根拠があるのだろうか?
今日はこれから筑波山麓に行くが、チェンソーを振り回すばかりで、残念ながら「百人きもの」に行く余裕はないだろう。