【岩見沢】道教大岩見沢校が地域活性化につなげるためキャンパス内に整備した「CO―RE(コレ)カフェ」のオープニングイベントが13日に開かれ、学生や教員、一般市民ら約100人がコーヒーを飲みながら交流を楽しんだ。
 カフェは同校の創立100周年事業の一環として、地域の人と学生が気軽に集う場として整備。中央棟、講義棟、第1体育館を結ぶ広さ約40平方メートルの空間で、総事業費1500万円のうち230万円は一般からの寄付で賄われている。
 会場の壁には同校教員の絵画や書などが展示されたほか、市内の飲食店が無料でコーヒーを提供。同校の音楽文化専攻の学生がシベリウスの「ロマンス」やジブリ音楽のメドレーなどを演奏してイベントを盛り上げた。
 寄付者として招かれた市内の中山貞子さん(74)は「ほんとに立派な空間で驚いた。自分は大学と縁がなかったので、学生と交流できる場所ができてうれしい」と話していた。

道教大岩見沢校のCO-REカフェオープニングイベントでピアノとバイオリンを演奏する音楽文化専攻の学生

2024年6月14日 21:05(6月14日 21:39更新)北海道新聞どうしん電子版より転載