はじめまして!


Sattとでも呼んでください。

まずは自己紹介。
僕はかれこれ10年以上、2ヶ月に一度くらいのペースでマカオへ向かい、ブラックジャック(以下BJ)オンリーで小遣い稼ぎをしています。ほぼBS遵守。それ以前はラスベガスに通いましたが、家庭と財布の事情により近場に変更しましたw

諸先輩方のブログを拝見し、バカラや大小などにも浮気する事も考えましたが、今のところ収支がプラスを泳いでいることもあり、このままBJを極めて参りたいと、そんなたいそうなものではありませんが思ってる次第です。

なぜにブログを始めてみようかと思った理由なんですが、ぼくがそう感じているように、マカオの情報って意外と少ないんですよね。カジノ、グルメ、ちょっとしたこと、結構、数少ない記事を参考にさせてもらってます(^^)

なので、不定期になるかと思いますが、ぼくがここに記す情報が、まだ見ぬどなたかの役に立てればと思った次第です。

では、初回の今日は、今年最初の訪澳から。

詳細は省きますが、関西在住のぼくは関空からの出国がデフォルトです。
関空〜香港をピーチやHKエクスプレスのセール期間で押さえ、激安でマカオへ向かうのが王道かと考えていましたが、ここ最近、マカオ航空も頑張っていまして、今回は久しぶりにマカオ航空利用の直行便で往復してきました。ざっくりですが、往復コミコミ25000円です。

機内は予想以上に混み合っててほぼ満席でした。昨今の香港や韓国の地政学的リスクもあるんでしょう。これまで見なかったような女子旅なんてものもチラホラ。
そんな中、今回もアラフィフお一人様の旅。

そうこうしてる間にマカオ国際空港着陸です。沖止めですが、小さな空港なので入国審査場へはすぐです。

時間は夜の23時30分過ぎ、おそらく免費バスはもう走ってません。タクシーも勿体無いし、ここは路線バスを利用しましょう。マカオでは路線バスがとても便利です。近年値上げされたとはいえ、6ドルでどこへでも連れてってくれます。
路線がややこしいですが、今夜泊まるのはポンテ16の近く、ホテルSです。ちょっと前まではベストウエスタンホテルサンサンだったところです。
バス停の路線図を眺めると、どうやらMT4の路線バスが良さげです。


深夜といえど、週末のせいでしょうか、路線バスは非常に混み合っていました。運転も荒くスマホを触ってると車酔いしそうです。また、エアコンの吹き出し口が固定だったので頭に直撃して凍りそうでした。汗


そんな修行のような20分が過ぎ、目的のバス停、司打口に到着です。

受付の無愛想な女子にデポジットを払いさっさとチェックインしましょう。
と思ったらデポジットの要求はありませんでした。面倒くさかったんでしょうかね。

とりあえずベース基地を築けば腹が減るのは人の習い。
さーてと、コンビニで済ますか、いや、まさか。
荷ほどきを済ますと自然と足はポンテ16に向かっています。ソフィテルです。
旧市街地側でもこっちの内港の方には、カジノはここしかありませんからね。
といっても、到着、即打ちは、ロクな経験がないのでとりあえずカジノ内の飯屋に向かいます。
確か156何とかって名前だったはず。
(訂正します。168でした。笑)
え?156?大小のオカルトがバレてる?笑

その156、結構穴場なんです。と言ってもいつも揚州炒飯なんですけどね。ボリューム抜群で味もサッパリした日本人好み。今回は炒飯だけにしましたが、他のメニューも頼んだことが何度もあります。気をつけなければならないのが、ボリュームが多過ぎるので一人ならマックスでも2品にしておきましょう。

そんな156でのエナジー注入をササっと済ましたら深夜にも関わらず賑わってるカジノをブラブラとします。
実はこのカジノ、一階はいつも鉄火場状態ですが、二階や三階は比較的空いてます。
そんなポンテの一階、二階を行ったり来たり、なかなか座ることができません。空席はあるんですが、基本、ヘタレなのでその日の一発目はいつもなかなかポジションを決めれません。ましてや旅の一発目、2020年の一発目ともなると深夜といえどなかなかです。
普段は気にしないバカラや大小を眺めたり、心のどこかで「何もしないで戻ろうかな。ほんだら負けへんしな」と呟いてる自分もいます。
BJはミニマム100と200の台ばかり。テキトーに座っても大怪我することもないのに、深夜に何してるんだか。

結局、1時間ほど見学だけで過ごしたでしょうか。日本人らしき方も割とチラホラお見受けしましたが、やはり最初は誰にも邪魔されずサシで打ちたい!
ということで、完全に居眠りしていたであろうディーラーを叩き起こし1000ドルバイイン。今日は負けてもこれだけね。と心に決め、さっきの156の炒飯が50ドルなので、100勝てば今日は辞めとこうかななんて、超小心者になりながらも、一発目はサクッと勝利。やっぱりサシは勝負が早い。はい、これで今年一年が開運されたような気分です。

100ドルのフラットベットなので、大きくは勝てないでしょうが、ほぼ連勝で一気に1000ドル勝ちまで浮上します。1枚目はほぼ絵札で2枚目も絵札か9。何にもアクションする必要なし。笑
ただただ手のひらを横に振るだけでまるで打ち出の小槌のようです。
あー、1時間ウロウロした甲斐あったわ( ̄∀ ̄)
が、こんな感じなので早くも眠気が襲ってきます。さっさと切り上げたい気持ちともうちょい打ちたい気持ちが交錯。

余談ですが、ここ、ポンテのBJは、1ゲームごとにディーラーがそのゲームで使ったカードを軽くシャッフルしカタツムリに投入します。なのでか、他のカジノよりよくカードが混ざってる気がします。

そのせいもあったのかなかったのかは定かではありませんが、睡魔全開のぼくの目の前に、やっと来ましたよ、見本のようなスプリットの手。こっちは88、ディーラーは6。

ここまで、勝つには勝ってても、正直動きのない勝ちは面白くありませんでした。

例のスプリットサインはヴィクトリーのVにしか見えません。

「よーし、3引いてこい!」

おー、なんと、見事3です!

すぐさまピシッと凛々しく人差し指を立ててダブルダウンを宣言します。

でも、ビビリなので小声で叫びます。あくまで小声で。笑

「ピクチャー!」

まだ馴染んでないのか「コン!」は言えませんでした。

ぼくは空いていればいつも一番下席(最後の席ね。なんて言うんですかね、この席。)に座ります。その理由の一つに、ディーラーがカタツムリからカードを抜いた瞬間に見えるからです。

はい、見えました。笑

絵札です。

もう一つのボックスも2枚目に10を引いてきて、21と18になりました。

勝ったな。

ディーラーは6。
からの絵札。これで3枚連続の10

ハイハイ、サヨウナラ〜(^^)
4枚目もよろしくね〜

と思いきや、3枚目に5。

え?

5?

(・_・;

無表情に僕のカードが撤去されていきます。

祭りが終わって静かになった瞬間でした。

こーゆう潮目でさっと席を立てたらいいんですが、人間、負け始めると取り返したくなるんですよねー。

ということで、連勝の波が過ぎ、行ったり来たりになり始め、少し減ったところでやむなく終了。
最後の1時間はほんと無駄でした。

反省。

誰しもが思うことでしょうけど、頂点で止めれたらなぁ。全ては結果論なんですが。

時間は午前4時前。隣のセブンイレブンでアイスとビール買ってホテルSに戻りましょう。

今日の収支 +700ドル