こんばんは![]()
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です![]()
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問しています![]()
今回からはパパの育児・家事シリーズについて書こうと思います![]()
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つい先日、10/1にこんなニュースが「Resemom」というサイトに出ていました
(それを受けてヤフーニュースにも出ていました)
『男性の育休取得率が42.1%、取得日数が平均55日と、取得率・日数共に過去最高を更新したことが2025年9月30日、明治安田生命の調査で明らかになった。一方、育児分担割合は妻7割に対し夫は3割と、育休取得後の育児は妻任せの現状が浮き彫りとなった。』
2022年の父親の育児休業取得率は、13.97%でした。
3年で3倍くらいになった訳ですので、沢山のパパたちが育休を取っています。
上記のニュースで出ている「育休取得平均日数は55日」短くないですか?
私の支援しているママさんのパートナーさんも取得している人が数年前から増えています。
それに伴ってこんな言葉も聞かれます![]()
育休を取ってくれて助かるんですけどね。。。
手伝ってくれて助かるんですけどね。。。
結構やっている!と言われるとそれ以上何も言えないんですよね。。。
子どもが泣くとどっちが先に抱っこに行くか、お互い牽制しあって待ってしまってます。先に行ったら負けなような気がして。。。
というのもありました。
最後のは、もうコミュニケーションがうまく撮れていない状態になっているのかもしれませんね![]()
ちなみに私は、育児や家事をやってくれたパートナーのことを「手伝ってくれた」というこの『手伝う』という言葉は適切ではないと思っています。
『お手伝い』感覚で家事・育児をしていいのは、本当に手伝いに来た人(要は、一緒に住んでいなくて一時的にやってくれている人)だけですよね。
「育休を取ってくれて助かる」ママは必ずいます。
でも
「育休よりも早く帰ってきてくれる方がいい」ママもいます。
世の中の流れ的に「男性も育休を取ろう」という流れになっているので、大きな企業にお勤めの方、行政などの職場の方ほど育休は取りやすくなっていると思います![]()
でも、まだ育休を取るのは少数派という会社もあると思いますし、取るのは気が引けるという方もいるかもしれません。
もし育休を取れないなら、せめて定時ピッタリで帰れるようにしてあげて欲しい。それは勤めている管理職の方の配慮ですよね
本人は言いづらいでしょうから。言いづらい雰囲気もどうかとは思いますが![]()
でも本当に、夕方に大人がいるだけで安心感が違います![]()
これから育休を取ろうと思っているパパさん&取ってほしいと思っているママさんへ![]()
育休取得期間を上司と相談する前に是非ママとも相談してください
本当は6~7か月くらいは取ってくれると助かりますが、最低2~3か月は取ってほしいです。
育休に入る前に、家事にはどんなことがあるのか、表面的なことだけではなく、細かい部分まで是非ママに聞いてみてください
これは、ママの性格にもよりますので、ママが大雑把な方はそこまで気にしませんが、ちょっとしたことでのいざこざが多いので念のため。
家事のやり方を、ママと同じようにした方がいいのか、自分のやり方を見てもらい、どうしたらいいのかアドバイスもらってください(家事ができない前提で書いていますが、得意なパパはそのまま今のままで
です)
そのやろうとしている家事の着地点を話し合ってほしいです。一連の流れがどこで終了なのか。どこまでやると「やった」と思えるのかは人それぞれ違います![]()
育児に関しては、授乳以外はできます。でも、常に自分が一人でこれをやったらどうなるかな&自分が復帰した後これをママは一人でやるんだなという意識でやってみて欲しい。
いつも二人でやれるのは、心強いです。でもいきなり一人になったママのことも考えながらやると、「その時だけ良ければ」という発想にはならないと思うのです
育休は取れない予定のパパ&育休よりも、早く帰ってきてくれることを望むママへ![]()
育休取得できないなら、帰宅時間を調整できるように上司と相談してほしい。上司と相談する前に是非ママに、何時に帰ってきてくれるのが助かるか聞いてください。
赤ちゃんは夕方機嫌が悪くなったりよく泣きます。その時に大人がもう一人いるのは全然違うのです。
帰宅してから、翌朝出勤するまでの間に、できる家事を話し合って決めて下さい
可能な限り、その家事をずっと分担する視点でいると助かります
家事のやり方を、ママと同じようにした方がいいのか、自分のやり方を見てもらい、どうしたらいいのかアドバイスもらってください(家事ができない前提で書いていますが、得意なパパはそのまま今のままで
です)
そのやろうとしている家事の着地点を話し合ってほしいです。一連の流れがどこで終了なのか。どこまでやると「やった」と思えるのかは人それぞれ違います![]()
ちょっと大変な育児を担ってくれると助かりますが、寝ないで仕事はいけないので、時間配分もママと相談してください
寝かしつけや泣いている時の抱っこ・あやすなどを長く頑張ってほしい。
「どうせ抱っこしてもなくなら抱っこしなくてもよくない?」というパパがいましたが、本当にそうでしょうか?
自分も辛い時、寄り添わずに放置してほしいのでしょうか?
そうじゃないと思うんです。
手をかけられる大人がいないなら仕方ないかもしれませんが、手をかけられる大人がいるなら、手をかけて話しかけて抱っこしてあげて欲しいのです。
抱っこして寝た~と思っても置くと泣く。いわゆる「背中スイッチ」。寝たと思ってから20~30分くらいは抱っこしている方がおいても泣かないという研究結果もあります![]()
その抱っこは、やはり筋力も体力もあり、出産で体へのダメージを1mmも受けていないパパがやった方が絶対的に助かります![]()
こんな感じで出産前に是非夫婦で話し合ってください。
面倒だな~とか、出産後に話し合うでよくない
と思っていたら大間違い![]()
赤ちゃんのお世話は待ってくれないし、何より話し合いをする余裕がなくなります![]()
なので話し合いのきっかけにしてほしいと思い、妊婦さんご夫婦、産後のご夫婦など是非こちらのイベントにいらしてください
損はさせません![]()
男性の講師が来てくれる今回のイベントはパパたちも来やすいものになるのではないかと思います。
いい夫婦の日 育児ゲーム体験&講演会
~夫婦はチームだ!
夫婦で家事育児をしよう!~
育児カードゲーム「カジークジー」とは、プレイヤー2人が「勇者」「賢者」などになりきって次々と襲い掛かる家事・育児・仕事のトラブルを分担しながら解決していく対話型の協力ゲームです。
札幌初開催となるイベントです![]()
【日時】
2025年11月22日(土)
午前の部:10~12時
午後の部:13~15時
【イベントの参加対象】
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これからお子さんが生まれる妊婦さんとその夫さん
乳幼児を育てているご夫婦
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お孫さんがいる方
育児をする予定はないけど、育児を体験したい方
育児をゲームで体験してみたい方
育児の時期は過ぎたけど、夫婦の会話を増やしたい方など
色んな方の参加をお待ちしています。
みんなにぜひ体験していただきたい育児カードゲームです
【 イベントの内容 】
午前 カードゲーム体験 + 一般社団法人主夫ラボ 代表:高木駿さんの講演会
午後 カードゲーム体験 + トークセッション(高木さん・NPO法人ファザーリング・ジャパン北海道)
どちらも託児つき(先着順・各10名まで)
是非見てみてください!
【参加費】
500円(お一人)
託児費:一人500円
抱っこで過ごせる0歳児は、一緒に参加できますし、預けることも可能です。
託児の定員が10名なので考えている方はお早めにお申し込みください。
【場所】
札幌エルプラザ(北8西3) 4階 中研修室
【申し込み】
イベントの参加申込はフォームから受付けています
https://ws.formzu.net/sfgen/S847446754/
【定員】
午前・午後共に50名です。
申し込み締め切りは11/22ですが、定員になり次第締め切り、キャンセル待ちになりますのでお早めにお申し込みください。
今回のイベントのHPを仲間が作ってくれました![]()
https://kajikuji.my.canva.site/
【協力団体】
札幌市男女共同参画センター、NPO法人ファザーリング・ジャパン北海道、NPOピーチハウス
【後援】
札幌市
このイベントは、公益財団法人コープさっぽろさっぽろ社会福祉基金の助成を受けて開催します![]()
■この件に関するお問い合わせ先■
カジークジーイベント体験イベント実行委員会
代表:佐藤千鶴(母乳育児相談室ピア代表・助産師)
mail → pia_bonyuuikuji@yahoo.co.jp
080-4504-4494
ご参加をお待ちしています![]()



