おっぱいのベビーサインは断乳にも役立ちます
最近、生徒さんから
「断乳の時に困るから
おっぱいサインは教えないほうがいいと
母乳ケアの助産師さんに言われた~」という話を
チラホラ聞きます。
まあ!これは完全なる誤解です。
確かに
おっぱいサイン連発でかわいそうだったというママはいます。
でも、見えて辛いのは大人の都合。
バイバイしたくない気持ちなんて、
サインがなければ、ただただ泣いていたりするから、どちらにしても、辛いはず。
しかし、サインを出してきたら
「本当はおっぱい飲みたいのに
我慢してる気持ちに共感するチャンス」なのです。
それなのに
おっぱいと言う言語を与えないというのは、
見てみないフリをしろと言ってるのと同じです。
おっぱいに限らず、
そういう日々のやりとりが
本当は賢い赤ちゃんを適当にあしらうという、
親子関係となり
2歳くらいになると溝が深まり、
ひどいイヤイヤ期を迎えることになるんではないでしょうか?
長いサイン先生の経験から
最近強く思うことです。
私は、こんな風に話しかけながら一緒に涙しました。
悲しいやら、さみしいやら、
子どものがんばる姿が感動的で!
「そんな、おっぱい好きだったんだね~」
「いっぱい飲んでくれてありがとうね~」
「おっぱいバイバイをがんばっているんだもんね~
えらいね~」
そういう会話が広がるチャンスではありませんか!
先日断乳ケアにいらしたA君ママも
GWに帰省して、人手がある時がチャンスだと思い、
実家にもかぶとがあるので
その写真を見せ
かぶとに会ったら、おっぱいバイバイよと伝えていたそうです。
すると、1歳3ヶ月のA君
おっぱいに向かって
ニギニギ(おっぱい)
バイバイ(手を振る)を繰り返したそうで
きちんと分かっていたことに驚いたとと同時に
わかってあげられたことが本当に良い思いでだったと言っててくれました。
どうでしょう?
これでもおっぱいサインを教えるなと言いますか?
どうか誤解が解けますように。
だいたい、おっぱいって喋れたら、
おっぱいおっぱい言いながら泣きます。
じゃ、おっぱいって言葉を教えないのか?って、話ですよね(笑)