クリスマスイブですね。
反転しても何も書いてませんよ?
さて、もうすぐ冬コミです。例によって漫画を描きましたよ~。
3日目の東地区O-30a、東京造形大学漫画研究部「ぞぞけ」に12ページほどのものを描きました。
今回は初めてペン入れまでアナログでやったために勝手がわからず、ちょっと荒くなっていますが、今回はpixivに載せる予定は無いので、ちょっと見るだけ見てくれても罰はあたらないと思いますよ!
あ、ステッカー講座ですが、もうしばらくお待ちください。多分来年になると思いますが、課題が片付き次第書こうと思います。
はい、twitterでカムロちゃんに急かされながらのその3です。
前回は明らかな白の部分を抜いてみました。今回はその続きからです。
この白黒にした絵はいろいろ突っ込みどころがあるのですが、カラーの絵と見比べながら上から順に見ていきましょう。
まずは鉢巻の部分から。
見ればわかると思いますが、頭に巻き付いている部分が黒くなっていて見えなくなってしまっていますね。両端の部分もカラーでは模様が描かれていますが、白黒にすると真っ暗で見えなくなってしまっています。
鉢巻の色の濃い部分と髪の毛では明らかに髪の毛の方が黒いですから、鉢巻を黒くして髪の毛を白くするわけにはいきません。ここは模様を見せるためにも、実線以外は白抜きしてみましょう。
はい、できました。元絵の灰色が残っていますが、そこはまあご愛嬌。
前より良くなりましたね。実際切ると鉢巻が真っ白な鉢巻に見えますが、髪の毛と同化するよりかはマシでしょう。
さて、次は髪の毛です。髪の毛には本来薄く天使の輪があるのですが、こちらでは真っ黒になっています。
ここの部分に関しては悩みましたが、普段こういったパターンでは無視しているので今回も無視することにしました。どういったパターンかというと、「色の境界が曖昧」なパターンです。
ステッカーでは、特に白か黒かの2色しか無い自作ステッカーでは、厚塗りのような色の境界が曖昧な絵はとても難しいのです。切りたい絵に色が曖昧な部分がもし一部分あれば無視し、全体にあるのならば仕方なく中間あたりで勝手にがっつり色分けして切ってしまいます。今回は幸い一部分だけだったので、天使の輪については無視することにしました。
つぎは顔です。顔も突っ込みどころ満載ですね。
まず一番悩むのが、目の周りの化粧です。
今は黒く残してありますが、これを一旦白抜きしてみましょう。
な…なんか違う! コレジャナイ感をバシバシ感じます!
なんかゆるキャラというか、どこかの土のつくモデルさんが着物着てキメ顔したように見えます。
実はこの絵の中で一番色分けが難しいのがここです。技術的に難しいのはまた別にありますが…
一旦カラーのイラストを見てみましょう。
この目の周りの化粧の色は、実はかなり中間的な色です。色を抜いた場合を見てみましょう。
どうです? 確かに肌の白に比べれば黒に近いですが、色の具合から言うと鉢巻の色の濃い部分と同じくらいの灰色具合ではありませんか?
この部分を皆さんならどうしますか? すべて切ってしまう? それともまつ毛と繋がったまま残す?
僕はそのどちらでもない方を選びました。白黒の絵で言うとこんな感じです。
元の画像が小さいのでわかりにくいですが、要はまつ毛と化粧の間をうっすーーーーーーく切って、境界を作ろうとしたわけです。
ですが、これはとても難しく、完成したステッカーもぱっと見では繋がっているようにしか見えませんでした。まあこれはさっきの白抜きした方の画像を見れば残したほうがいいと思うでしょうね。
では今回のラスト、口の部分です。
口の中は例によって真っ黒になっています。が、舌の部分はわりかし元の画像でも明るめの色なので、舌の部分だけ白くしてみます。
うん、良い感じですね。これなら違和感も無さそうです。
さて、ちょうど顔が終わったので今回はここまでにしようと思います。とりあえず今回のポイントをまとめておきます。
・色の境目がぼやけている場合は、無視するかその中間点でがっつり色を分ける
・濃さが微妙な場合(真っ白な&真っ黒な色の両方に隣接している場合)はとりあえず残してみて、違和感があるようであれば切る
こんな感じでしょうか。正直どこを切ってどこを残すかはよほど明らかでない限り個人の感性によるので明確にこれだということは言えませんが、切って白くしてしまうとその部分は何もないのと同じになってしまいますから、悩んだりそれがそのキャラにとって結構大事な特徴だったりする場合は残したほうがいいのではないでしょうか。
次回は服と扇子の色分けをして、その次はいよいよ切る作業に入っていきます。次回もなるべく早めに更新できるようにするのでよろしくお願いします~
前回は明らかな白の部分を抜いてみました。今回はその続きからです。
この白黒にした絵はいろいろ突っ込みどころがあるのですが、カラーの絵と見比べながら上から順に見ていきましょう。
まずは鉢巻の部分から。
見ればわかると思いますが、頭に巻き付いている部分が黒くなっていて見えなくなってしまっていますね。両端の部分もカラーでは模様が描かれていますが、白黒にすると真っ暗で見えなくなってしまっています。
鉢巻の色の濃い部分と髪の毛では明らかに髪の毛の方が黒いですから、鉢巻を黒くして髪の毛を白くするわけにはいきません。ここは模様を見せるためにも、実線以外は白抜きしてみましょう。
はい、できました。元絵の灰色が残っていますが、そこはまあご愛嬌。
前より良くなりましたね。実際切ると鉢巻が真っ白な鉢巻に見えますが、髪の毛と同化するよりかはマシでしょう。
さて、次は髪の毛です。髪の毛には本来薄く天使の輪があるのですが、こちらでは真っ黒になっています。
ここの部分に関しては悩みましたが、普段こういったパターンでは無視しているので今回も無視することにしました。どういったパターンかというと、「色の境界が曖昧」なパターンです。
ステッカーでは、特に白か黒かの2色しか無い自作ステッカーでは、厚塗りのような色の境界が曖昧な絵はとても難しいのです。切りたい絵に色が曖昧な部分がもし一部分あれば無視し、全体にあるのならば仕方なく中間あたりで勝手にがっつり色分けして切ってしまいます。今回は幸い一部分だけだったので、天使の輪については無視することにしました。
つぎは顔です。顔も突っ込みどころ満載ですね。
まず一番悩むのが、目の周りの化粧です。
今は黒く残してありますが、これを一旦白抜きしてみましょう。
な…なんか違う! コレジャナイ感をバシバシ感じます!
なんかゆるキャラというか、どこかの土のつくモデルさんが着物着てキメ顔したように見えます。
実はこの絵の中で一番色分けが難しいのがここです。技術的に難しいのはまた別にありますが…
一旦カラーのイラストを見てみましょう。
この目の周りの化粧の色は、実はかなり中間的な色です。色を抜いた場合を見てみましょう。
どうです? 確かに肌の白に比べれば黒に近いですが、色の具合から言うと鉢巻の色の濃い部分と同じくらいの灰色具合ではありませんか?
この部分を皆さんならどうしますか? すべて切ってしまう? それともまつ毛と繋がったまま残す?
僕はそのどちらでもない方を選びました。白黒の絵で言うとこんな感じです。
元の画像が小さいのでわかりにくいですが、要はまつ毛と化粧の間をうっすーーーーーーく切って、境界を作ろうとしたわけです。
ですが、これはとても難しく、完成したステッカーもぱっと見では繋がっているようにしか見えませんでした。まあこれはさっきの白抜きした方の画像を見れば残したほうがいいと思うでしょうね。
では今回のラスト、口の部分です。
口の中は例によって真っ黒になっています。が、舌の部分はわりかし元の画像でも明るめの色なので、舌の部分だけ白くしてみます。
うん、良い感じですね。これなら違和感も無さそうです。
さて、ちょうど顔が終わったので今回はここまでにしようと思います。とりあえず今回のポイントをまとめておきます。
・色の境目がぼやけている場合は、無視するかその中間点でがっつり色を分ける
・濃さが微妙な場合(真っ白な&真っ黒な色の両方に隣接している場合)はとりあえず残してみて、違和感があるようであれば切る
こんな感じでしょうか。正直どこを切ってどこを残すかはよほど明らかでない限り個人の感性によるので明確にこれだということは言えませんが、切って白くしてしまうとその部分は何もないのと同じになってしまいますから、悩んだりそれがそのキャラにとって結構大事な特徴だったりする場合は残したほうがいいのではないでしょうか。
次回は服と扇子の色分けをして、その次はいよいよ切る作業に入っていきます。次回もなるべく早めに更新できるようにするのでよろしくお願いします~