皮膚には復元する仕組みがある。
擦り傷、切り傷など完全に元の状態に戻るが、何故自動的に修復されるのだろうか。
その関係の本や記事など読んだことはないが、野人は独自の復元理論を持ち、講習会でも公開している。
幼少からその方法で「傷跡」も残らないからだ。
数年前、小指の先の肉を切り落として1時間近く出血が止まらないほどの傷を負ったが、病院には行かなかった。
翌日、スタッフは、病院で縫い合わせてもらえば良かったと悔やんだが気にも止めなかった。
野人にとってはどうということもなく、指の切れ端は既に水に流れて行方不明だ。
まず傷口を舐め、潰したヨモギを詰め、包帯を巻いてテープで止めたが、傷口が広すぎて出血が止まらない。
さらにセロテープを何重にも巻いてビレッジで講演会を続けた。
そしてそのまま2日間放置した。
詰めたヨモギは、真黒くカンピンタン・・
傷口は噴火口のように欠けて穴が空き、指先の骨が見えていた。
舐めてたっぷりと唾液を付けてバンドエイド
それから毎日のように舐め続けた。
傷口はともかく、骨先まで舐めた人いないだろうな。
昔、「骨まで愛して」という歌が流行ったが、先を失った小指の気持ちはよくわかる。
毎日、何度も、骨まで愛して 舐め続けたが、痛くもなく舌触りはなかなか良かった。
スタッフは「大怪我」と蒼ざめ、病院へと大騒ぎしたが、切った時は痛くも痒くもなく、翌日も痛くはない。唾液には痛み止めと修復酵素が含まれているからだ。
唾液が正常なら歯痛や胃痛も激減するが、歯磨き粉という洗剤がその邪魔をしている。
皆が言うように、痛みには鈍いのかもな、やはり・・
大怪我は痛くなく、ちっこい傷のほうが痛い。
膿むことなく傷は2日で塞がり、先が欠けた小指の形は膨らんで2週間で復元、指紋は数か月で復元。
そして小指の傷はまったくわからなくなった。
野人の体は骨まで削った傷を数回受けたがどれも傷跡が残っていない。
それほどの傷は誰もが病院へ行くだろうが野人は行かなかった。
痛くもないし、血が止まれば困らないのだからあとは放って置けばよい。
小中高校と誰よりも怪我をしたが、勉強せずに周年山や海へ12年間通い続ければそれが当たり前だ。
しかも狩りの為にナイフやモリで武装、長時間一人で山奥や海底へ行くのだ。
切り傷、擦り傷、重傷は日常茶飯事、クラゲや毒魚の受難は毎年。
誰も来ない崖を下った海岸で足を怪我しても自力で帰らなければならない。
頭を打って失神、救急車体験も何度かあるが、自ら医者へ行ったこともなく、消毒と赤チンは小学生半ばからやめた。
しかし、頭や体の無数の傷の傷跡は残っていない。
指を切ったすぐ後の2015年
「傷が完全に治癒する条件」を書いた。
そこに治癒の条件は詳細に書いてある。
人が良かれと思って関与することの大半は治癒の妨害。
必要なタイミングで必要な修復が出来なければ皮膚は変形。
つまり、修復跡、傷跡の大半は人災と言うことだ。
その代表が「消毒」と「赤チン、ヨーチン」だった。
洗剤同様、体を殺菌すれば常在菌は死滅、腐敗菌が増える。 見方を変えれば、敵を一匹駆除して味方を10匹全滅させると言うことだな。
だから傷口は化膿し、必要なタイミング、つまり初期修復が出来ない。
続く・・
まむしの虫歯を調べる
凪創立15周年・野人講演会
https://ameblo.jp/muu8/entry-12010249335.html
ゆびの復活 記事は削除されたが大量コメントが面白い
https://ameblo.jp/muu8/entry-12018743969.html
お詫び・・ コメントで判断を・・
https://ameblo.jp/muu8/entry-12018853869.html
傷が完全に治癒する条件
https://ameblo.jp/muu8/entry-12018788965.html
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