人間の消化機能から見た食性 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

現代食の中心は、人間が交配して生み出した穀物野菜。

自然界の植物は消化出来ないだけではなく、食べ易い野菜と違ってその大半はアクと毒で身を守っている。

 

これに対し、動物性蛋白質は消化が容易で、海と陸合わせても食べて毒を持つ生き物は数えるほどしかいない。

蛇やハチやクモなど毒を持つ生き物は多いが、捕獲や身を守る為の毒であり食べて不調になる食毒ではない。

まむしやハチなどその大半は食用とされる。

 

海の食毒の代表フグも自ら毒を持たず、フグ毒は食べ物から蓄積され、南方系のシガテラ毒も一部のヒラアジやハタやヒラマサなどに食べ物から蓄積される。

つまり、人が飼育すれば毒を持たない。

 

シガテラ毒については定かではなく、食物連鎖によって生まれるが、その根源は珊瑚礁に関連する藻類と考えられている。 植物の祖先だ。

フグ毒もまた食物連鎖から生まれ、根源は藻類や細菌とされているが、どちらも解明されていない。

いずれにせよ基本的に動物は自ら食毒を持たない。

 

食材として見れば、消化不可とアク毒で完全武装の植物と、消化が容易で無害の動物では天地程の差が出る。

 

食べられないよう生まれながらに粘膜などに食毒を保有する生き物は陸のイモリやカエルなどに一部あるが、水陸共に最も危険で敬遠されるのは体内で悪さをする細菌類だろう。

 

陸の生き物はすべて海から進出した。

陸の脊椎動物の祖先とされる海水魚類に純粋の草食魚はで、陸の淡水魚には多い

川底に堆積する植物の葉を求めて進出したのが始まりであり、両生類・爬虫類となって上陸、つまり草食動物が先であり、それらを追う絶対多数の肉食魚や肉食動物は後からだ

肉食動物が先に上ってもエサがない汗のだから。

 

海の食物連鎖は大量の植物性プランクトンから始まる。

そのプランクトンが進化した海藻類を食べるのは主に一部の貝や昆虫の祖先の小エビ類小魚などであり、哺乳類の祖先の硬骨魚類はほぼすべてと言うほど大半は肉食

 

海洋学が専門だった野人は、哺乳類を中心とする陸の動物の食の本質は海同様に肉食と考えている。

草食動物が最初に上陸したのは、海藻を祖先とする植物を食べざるを得なかったからであり、そのプロセスは海水魚から淡水魚、陸への上陸の過程に表れている。

 

たとえ消化困難でも、海と違って深さもなく、植物性プランクトンもいない。 あるのはわずか数㎝の表土。

陸では植物食しか生きる術はなく、やむなく胃や腸などの消化機能を発達させた

草食脊椎動物、これは当時の海では到底考えられない。

特殊機能と言えるが、草食動物なくして陸に海のような大生態系は築けない。

 

草食動物は陸で草食が始まったのではなく、陸に上がる前の淡水魚の時代から草食化は始まり、植物を少しでも消化する為に胃腸の構造と仕組みを変えて行った。

それには水陸合わせて数億年を要する困難の道。

人類にその消化機能はまったく見られない。

 

動物は環境に応じて食性と体機能を順応させる。

それには気が遠くなる程の時を要する。

時代は進み多くの種が生まれ環境に合わせて食性は多様になったが、数百万年程度では消化器官の中心である腸の長さは多少伸び縮みはしても大きくは変わらない

 

ブログ開始当初、肉食か草食かはどちらでも良かった。

歯の比率も判断の目安にはなり、その比率で食べても問題はなく、体はどのようにも対応出来る。

 

肉食が雑食に移るのは容易だが、パンダなどの絶滅危惧種がそうであるように本来の繁殖力も弱まり、純粋な草食への移行は困難を極める

純粋の草食が肉も食べる雑食へ移行するのはさらに相当な無理がある。

 

理論の構築上、動物の本質は肉食か草食かをはっきりさせなければならない状況になって答を出したが、歯の比率で人間本来の食性は決められない。 人間の歯は何にでも対応出来るよう進化した万能歯だからだ.。

 

続く・・

 

暮らしカル~セミナー 食性と食材性 1

http://ameblo.jp/muu8/entry-12153900369.html

人間の主食 狩りの道理

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