ルナの他界への旅は、私にとって

その存在の大きかったことを改めて

考えさせられました。

 

私はもう手元に置く犬は

ルナが最後だと思っていましたが

思いの外訪れたその別れの早さに

ただただ切ない思いをしています。

畑もあえて私に次の子を手元に置いたら、とも

いえないようです。

ただ口にだすのも辛いようです。

 

私は買い物にいくたび、小さな花束を一つ、

ルナの墓前に供えて心のやりどころとしています。

 

可愛くて愛すべく、特別の関係でした。

いつもお腹の下に両手をまわして抱きしめるだけで

あの体重を抱え上げることはできないのを

ちょっと悔やんだものです。

それでもルナは、そのまわした私の両手を

身体中で喜んでくれました。

 

夕食時、ルナのために、と毎日のように取り分けていた

肉片がもう必要なくなりました。

ことあるごとに一つ一つ思い出し

ふと目が潤んでくるものです。

 

畑がルナに向けて書いた詩の中に

 

ルナ、また帰ってくるよね、とありました。

 

それほどにルナは私たちの大切な

家族だったのだと想い巡らしています。

 

 

最後になりましたが、

こちらのブログを読んでくださっている

多くの方々が、ルナの他界を

同じように思ってくださいました。

ルナは幸せ者です。

だただ感謝しています。

本来なら一つ一つにお返事をしなければ

ならないところですが

この場を借りまして、心より御礼申し上げます。

 

みなさまの温かいお言葉が

畑や私の心を慰め、勇気づけてくれました。

 

畑 純子