10月も後半にさしかかり、朝晩の気温がどんどん下がっています。
前半が、北海道の10月とは思えないほど
暖かかったので、急な冷え込みはちょっとこたえますが
セーターやダウンを出してきたり
お布団にあったか敷きパッドを加えたり
少しずつ用意も進め、この冬も乗り越えるぞ～！と
自分を励ましています。
（なんせ、寒さに弱いので・・
そろそろ紅葉も終わりかな、という感じです。
野原の緑も、茶色がかってきました。
家の周囲の農地では、トウモロコシなどの刈り取り後に
丹頂鶴が集まっています。
そんななか、私はこのところ
ショパンコンクールを見ることにはまっています。
大好きなピアニストさんが参加される、ということで
（そこを語ると長くなりそうなのでやめておきます。笑）
興味は持っていましたが、なんとオンラインでリアルタイムの
視聴ができるではありませんか。
最初は何気なく見始めたのですが、すぐに
夢中になってしまいました。
それぞれのピアニストさんの個性溢れる演奏、
そこにこめられた情熱。
時に、コンクールということを忘れてしまうほど
ショパンの音楽と一体となった瞬間にであうと
なんだか胸が熱くなり、夜中に眠れなくなってしまったことも。
優しさの中にも静かな強さがあり
少し陰りのある青空から、時折光が降ってくるような
そんなショパンの音楽は、秋にぴったりだなーと
思いながら、心だけはワルシャワの会場に飛んで
幸せな時間を過ごさせてもらっています。
今日から、ファイナルも始まりますが
北海道出身の大好きなピアニスト、反田さん、
そしてこのコンクールでその素晴らしい音に出会った
小林さん、二人の日本人アーティストがオーケストラと共演されます。
最後まで、音楽の時間に浸りながら
応援したいなーと思います。
オンラインで視聴中の私の足元には
空豆ソラ君が。
友人が
「これ、見た瞬間に花ちとソラじゃーん、って思ったの。」
と送ってくれたブランケットをシェアしていました。
ピアノに夢中になっていて、ふと気がつくと
お客様がもう一人増えていました。
「ねー、今のポロネーズは格別によかったね。」
「光がキラキラ溢れるスケルツォだったよねー。」
などと、もふもふの人たちに話しかけながら
寒い夜も、この二人とともに音楽の世界へと
心踊らせています。
明日美