▼あまり特定の新聞に対して、「これは良い」とか「これは間違っている」と言いたくはありません。けれども…大きな会社であればあるほど、いや、会社の大きさに関係なく、個人ではなく、法人、組織として存在し、何かを世の中に出しているのだとしたら…ひとくくりにされてしまいかねません。

▼もちろん、組織や法人の中ではこんな人々ばかりではないでしょう。ちゃんと真面目にやっている人も多いと思いますし、曲りなりも全国紙なわけですから、やはり人々を惹きつける何かがあると思います。

▼しかしながら…。この1週間ほどの記事を見ていますと…「中二新聞」と言わざるをえません。「中二病」ではなく「中二」新聞。

▼「何一つ話したくない
悪いことをして、先生に怒られて、帰宅後、親に説教される。
「なんでこんなことしたの?!」
「しゃべりたくない」
こんな中二いますよね?!
救急車につば吐き停車させる 朝日新聞配達員の男逮捕 公務執行妨害容疑で兵庫県警


▼「私が暴行するはずがない
喧嘩をして、相手に暴力を振るったとして…先生に呼び出されて、
「なんで暴力を振るったの?!」
と聞かれ
「俺が暴力を振るうはずがない、あれはぶつかっただけだ」
と言う。
こんな中二いますよね?!

「どんな理由があっても暴力はいけないことだ」
と先生に言われて
「おかしいのはあいつのほうだ」
と言う。
こんな中二いますよね。
「おかしいのはお前だ」注意され激高 女性に暴行容疑で朝日新聞社員を逮捕


▼「校歌なんかなんで歌わないといけないんすか。恥ずかしい」
入学して1年も過ぎ、2年になると、後輩も出来て、すこぉーし、偉ぶってくる。
世の中の全てが自由を束縛するものだと思い込み、何かある度に言う。
「入学式だりい」
「休みの前の日になんで学校行かないといけねーんだよ」
「なんで制服きなきゃいけないの」
「校歌とか歌うの恥ずかしいっしょ」
などなど…
国歌歌わないのは「恥ずかしい」? 大臣発言の背景は

▼もちろん、最後の記事に関しては、犯罪というわけではありませんし、ひとつの思想というか意見だと感じます。

▼しかし、右とか左とか関係なく、「恥ずかしい」というところに重きをおくのではなく、何故国歌があり、何故歌うのかというところが書き手と読み手の基盤が同じでなくとまったくもっておかしなことになると思います。この記事はまるで「恥ずかしい」と言ったことがおかしい、と感じ取れるような文面です。

▼国歌に関して言えば、どこかの国の歌のように勇ましい文言など一字も入っていません。ぼくは「君が代」がとても好きです。

▼正直に言えばぼくはこの新聞社の社説などの意見とあわないところがあります。しかしながら、それを間違っているとは思いませんし、事件に対して鋭く取材しているところもあると感じています。

▼しかしながら…誤解を恐れずに言えば、いくら大会社といえど、こうした事件や記事が多いと反抗期の中二のような言動の新聞、中二新聞と言わざるを得ません。

▼ぼくのは小学生ブログだけどね☆