ぼくは劇団新和座の次期公演で一つ、変化させようと行動しはじめました。
それは何かと言えば…
「作・演出:武藤賀洋」
と言うのがそれです。
▼ぼくの仕事
ぼくば他の人から「仕事は何ですか?」と聞かれたら「なんでも屋さんです」と応えるようにしています。
舞台照明をする時にもあれば、商業的なモノや専門誌などで記事を書いたり(署名記事ではないですが…)、専門学校の講師をしてみたり、サウンドエンジニア、システムエンジニアももちろんします。
しかしぼくの根底にあるのは『舞台演出家』です。この舞台演出家の仕事をするのに必要なモノは全てやる、というスタンスの「なんでも屋さん」です。
▼ぼくの今までのスタイル
ぼくがお芝居を始めたのは高校生の時です。その時、とある演出の先生につきっきりで修行をしておりました。その先生のご専門が「フランス演劇」でありました。ヨーロッパの演劇であり、所謂ヨーロッパスタイルの舞台は、劇作家と演出家の仕事がきっちり分かれていることが多く、その先生からもそういった主旨の事を教わりました。今までのぼくはこれが当たり前だと考えていました。
つまり、演出家と劇作家は別であり、別々の仕事をするもんだ、と。
▼書いても別の名前だったり、演出しなかったり
こうした考えから、ぼくが演出する舞台は劇作家が別に居ることが当たり前で…ぼくが本を書いた場合は、別の名前で名前を出したり、他の演出家につけてもらったりしていました。
しかし当然のことながら…舞台演劇の世界では「作」「演出」が一緒になることは珍しくありません。
▼挑戦している人間の中で…
今回上演する「さなびつきり交響曲」。オムニバスの物語です。役者陣も今までやったことがないような役に挑戦しています。
ぼくよりも年下の彼ら・彼女たちが挑戦していて、場合によっては自分のお芝居のスタイルを少しずつ変えて…チャレンジしています。
そんな中、ぼくがぼく自身のこだわりで、スタイルにこだわり続けていいのか…と思うようになりました。
▼だから…
こういう思いからぼくは今回の劇団新和座第9回本公演で自分のスタイルを少し変えることにしました。今まで「作」「演出」が別であるべき、というスタイルから「作・演出」が一緒になるというスタイルへ。
これは別に「作」と「演出」が分かれているスタイルを捨てたわけではありません。そのスタイルも良い部分はたくさんあります。
しかし、ぼくの中でも挑戦が必要です。変化し、進化するために「作・演出:武藤賀洋」としました。
ぼくのはじめての挑戦。是非、ご期待ください☆
それは何かと言えば…
「作・演出:武藤賀洋」
と言うのがそれです。
▼ぼくの仕事
ぼくば他の人から「仕事は何ですか?」と聞かれたら「なんでも屋さんです」と応えるようにしています。
舞台照明をする時にもあれば、商業的なモノや専門誌などで記事を書いたり(署名記事ではないですが…)、専門学校の講師をしてみたり、サウンドエンジニア、システムエンジニアももちろんします。
しかしぼくの根底にあるのは『舞台演出家』です。この舞台演出家の仕事をするのに必要なモノは全てやる、というスタンスの「なんでも屋さん」です。
▼ぼくの今までのスタイル
ぼくがお芝居を始めたのは高校生の時です。その時、とある演出の先生につきっきりで修行をしておりました。その先生のご専門が「フランス演劇」でありました。ヨーロッパの演劇であり、所謂ヨーロッパスタイルの舞台は、劇作家と演出家の仕事がきっちり分かれていることが多く、その先生からもそういった主旨の事を教わりました。今までのぼくはこれが当たり前だと考えていました。
つまり、演出家と劇作家は別であり、別々の仕事をするもんだ、と。
▼書いても別の名前だったり、演出しなかったり
こうした考えから、ぼくが演出する舞台は劇作家が別に居ることが当たり前で…ぼくが本を書いた場合は、別の名前で名前を出したり、他の演出家につけてもらったりしていました。
しかし当然のことながら…舞台演劇の世界では「作」「演出」が一緒になることは珍しくありません。
▼挑戦している人間の中で…
今回上演する「さなびつきり交響曲」。オムニバスの物語です。役者陣も今までやったことがないような役に挑戦しています。
ぼくよりも年下の彼ら・彼女たちが挑戦していて、場合によっては自分のお芝居のスタイルを少しずつ変えて…チャレンジしています。
そんな中、ぼくがぼく自身のこだわりで、スタイルにこだわり続けていいのか…と思うようになりました。
▼だから…
こういう思いからぼくは今回の劇団新和座第9回本公演で自分のスタイルを少し変えることにしました。今まで「作」「演出」が別であるべき、というスタイルから「作・演出」が一緒になるというスタイルへ。
これは別に「作」と「演出」が分かれているスタイルを捨てたわけではありません。そのスタイルも良い部分はたくさんあります。
しかし、ぼくの中でも挑戦が必要です。変化し、進化するために「作・演出:武藤賀洋」としました。
ぼくのはじめての挑戦。是非、ご期待ください☆
