芝居やモノを創る上で女性の”産み出す力”って言うのにはかなわねーなって思う事がしばしばある。
それはそもそも、「産む」というのが女性の持っている力なんだ、と思ったりする。



だから今日の稽古でも、
僕が思いもよらない事をなんなく、言葉や芝居で見せられると・・・
「やられた!」
って思うと同時に嬉しくもある。

演出家なんて、イメージをどれだけ俳優さんに伝えられるかが仕事の大半を占める。
その伝えたイメージを噛み砕いて更に、膨らませて返してくれるってのがすげえ嬉しい。

今回稽古中の芝居は女性5人が出る芝居。
産み出す力を持つ人間が5人も居る。

これからどんどん息吹が吹き込まれていく役を、世界に触れられるのがとっても嬉しい。