6月6日からの公演、「救いを求める女たち」の物語は…
エジプトに住む女たちが”望まない”結婚を無理強いされ、父祖の地に逃げてくる、というところから始まる。
その父祖の地を治める王は、彼女たちに接した時に大いに悩む。
かわいそうな身の上の女たちを救うことが正義なのか、
それとも、禍をもたらそうとする女たちを捨て置くことが、
国を護るものとしての正義なのか・・・
この作品を作っていく中で・・・
登場人物たちがこうした「判断に困る部分」に対面した時の心の移り変わりと言ったものが非常に面白い。
古代の人間であろうが・・・現代の人間だろうが・・・
悩む事は悩み、判断することは判断するのだ・・・
それが良い方向にいくか、悪い方向にいくか・・・判断する前にわからないのは、昔も今もかわらないのだ。
エジプトに住む女たちが”望まない”結婚を無理強いされ、父祖の地に逃げてくる、というところから始まる。
その父祖の地を治める王は、彼女たちに接した時に大いに悩む。
かわいそうな身の上の女たちを救うことが正義なのか、
それとも、禍をもたらそうとする女たちを捨て置くことが、
国を護るものとしての正義なのか・・・

こうした悩み、判断を必要とすることは、普段の生活の中にも実は非常に多くあるように感じる。
例えば、自分の意見を通す事が、家族のためになるのか・・・
会社のためになるのか・・・組織のためになるのか・・・
はたまた、自分が我慢することが・・・自分がいる世界の均衡・・・
組織の安寧だったりを担保することができるのか・・・
こうした葛藤の中で僕らは・・・判断の連続をしながら生きているのかもしれない。
この作品を作っていく中で・・・
登場人物たちがこうした「判断に困る部分」に対面した時の心の移り変わりと言ったものが非常に面白い。
古代の人間であろうが・・・現代の人間だろうが・・・
悩む事は悩み、判断することは判断するのだ・・・
それが良い方向にいくか、悪い方向にいくか・・・判断する前にわからないのは、昔も今もかわらないのだ。