もし、自分が起こした行動のせいで・・・
国同士の戦争になっちゃうんだとしたら・・・
僕は一体どうするだろう・・・・
国同士の戦争になっちゃうんだとしたら・・・
僕は一体どうするだろう・・・・

劇団新和座の次回公演『救いを求める女たち』はこうした事が描かれています。
とある国から逃げてきた女たち。
その女たちはもと居た国で、望まない結婚をさせられそうになります。
結婚が嫌で父祖の地に渡ります。
しかしそこで・・・父祖の地に留まれば・・・もと居た国から女たちを連れ戻す為に大軍勢が押し寄せてきます。
逃げ込んだ国は自分たちを護ってくれるとするならば・・・
押し寄せてきた大軍勢と戦う事になります。
国同士の戦争になってしまいます。
そんな状況に・・・もし僕が置かれたら・・・
「救い出して欲しい」
と心の底から思ったとしても、
戦争になるのを見過ごす事ができるでしょうか。
でも、反面、自分は何もできない人間だからこそ、
例え戦争になったとしても・・・懇願し、救いを求めるでしょうか…
代わりにたくさんの人が死んだとしても・・・
僕の心は何を感じるでしょうか。
「殺されるかもしれない」と逃げてきたのだから・・・・
「でも代わりの人が死んでいい」なんてことは・・・思ったとしても口が裂けても言えない。
この物語の女たちは一体どんな事を思って・・・
父祖の地に足を踏み入れ、救いを求めたのでしょうか・・・
今稽古中の作品であります。
こうしたテーマを胸に着々と作品を創っております。
チラシ写真撮影の様子