劇団新和座の次期公演「アポリア」を書いていた時…セリフについては何回も何回も書きなおす事がありました。


それは、僕自身が聞いていて心にしっくりくるかどうかと言うことです。
今回の作品にも出てきていますが、
「君という人間は一人しかいない」
というセリフがあります。
このセリフは色々な物語、ドラマ、戯曲でも使われていそうです。
僕がとある役のこのセリフを書いた時に…そのキャラクターの表情が浮かんでおりました。

その役の表情は無表情でした…

ですので、その役が表情をつけてしゃべるには…
施行錯誤の結果…この言葉の前にとある言葉をつけました。
すると…キャラクターは表情をもってしゃべりはじめたのです。

どんな目的をもって、そのキャラクター達が集まったのかということを考えながら、
セリフの言い回しや表現を考えていくわけですが…
キャラクター達が表情・動きと共にしゃべる姿がイメージ出来ると…僕の…書いている人間の心としてはしっくりきます。
たとえそれが、流行らない言葉だっとしても…
キャラクター達が生きてくれているようで嬉しいものだと感じました。

そして…そのキャラクター達に息吹を注入している役者陣。
どうぞ御覧ください☆
その紹介はこちらでしております☆☆