振り返ってみると、京都市の「本家 第一旭 たかばし本店」や「新福菜館本店」、岡山市の「天神そば」「浅月本店」「冨士屋」、米子市の「満州味(ますみ)」、倉吉市の「香味徳(かみとく)倉吉店」、秋葉原の「青島食堂 秋葉原店」等、有名なラーメン屋さんには足を運んでいるものの、大阪の「金龍」、奈良の「彩華」には、全く訪れていないことに気付きました。

 

 大阪の新今宮駅近くにある「世界の大温泉」で一晩過ごすと、ここのチェックアクトは通常の宿泊施設より早く午前9時。レトロゲーム好きの自分としては、歩いて日本橋の駿河屋やスーパーポテトを巡る訳ですが、午前10時前に到着してもどこも開店していない!

 2キロ程度歩けば、24時間営業しているラーメン屋さん金龍ラーメンを朝から食べれるのに、なぜか5店舗のどこにも入ったことがありませんでした。

 

 今回は日曜日の午前9時半頃に、戎橋店へ行きました。混雑しておらず、すぐに食べることができました。金龍ラーメンは畳の座敷の上に座って食べるのが標準で、立ち食いの店もあるようですが、戎橋店は通常のラーメン屋と同様に、椅子に座って机の上で食べることができるように変更されたようです。

 店へ入ると券売機があり、メニューはラーメンとチャーシューメンのみの直球勝負。値段が高く思うかもしれません。何とラーメンを注文したら、よくお汁粉・ぜんざいを入れる発泡スチロール製の容器、あの容器へセルフサービスでご飯をよそって食べることができます。おかわり自由です。コロナ禍のときは、感染予防のため店員さんがご飯を入れていたようですね。また、トッピングのキムチ、ニラ、刻みニンニクも、セルフサービスで好きなだけ入れることができます。自分は、ライスにキムチをのせて食べたくなるタイプです。ルール違反と言う訳ではないでしょう。

 

 スープの方は豚骨ではありますが、最近流行りの濃厚で泡立ったようなものではありません。味は全く異なるものの、スガキヤみたいなサラっとしたヤツです。自分の舌がおかしいのかもしれませんが、胡椒もキムチも入れていないのに最初からピリっとした香辛料を感じました。ラー油か何かでしょうか、わかりません。味に複雑さはなく、通常の町中華でも似た味は提供できそうな気がします。チャーシューは「鶏のササミと豚の角煮とどちらが好き?」と質問して前者を選ぶ人のための歯ごたえあるタイプです。

 

 店舗ごとに味が異なる可能性はあるものの、味に複雑さやユニークさがある訳ではありません。むしろ金龍ラーメンの特徴は、24時間営業で深夜でも早朝でもラーメンが食べることができること、ご飯やキムチ、ニラや刻みニンニクを好きなだけ食べることができる点にあるのではないでしょうか。戎橋店は椅子&机でしたが、畳敷きの座敷でラーメンが味わえる店舗があることも特徴ですね。

 

 

金龍ラーメン - Wikipedia

 

金龍ラーメン 戎橋筋店・ラーメン(大阪市中央区) | 大阪ラーメンTODAY (ameblo.jp)

 

金龍ラーメン戎橋店、、、◇ | 佐手久出身ですが!関西大阪ラーメン食べ歩きブログ! (ameblo.jp)

 

【大阪観光必食】金龍ラーメン全5店舗案内&実食レポ! | 大阪ルッチ (osakalucci.jp)

 

料理写真 : 金龍ラーメン 戎橋店 - 大阪難波/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)