母が又入院した

 

 

ここの所毎年だ

 

 

背骨や腰の痛みで起き上がれず、救急車で搬送される

 

 

 

 

今回は車で通いやすい病院へ搬送して貰えた

 

 

今までは片道車で20分かかったが、今回は10分強でつく

 

 

 

そして

 

 

母が「もう戻れないかもしれないから」と泣きながら救急車で行ったのだけども

 

 

私はあまり感情が動かず

 

 

「いちいち電話しすぎてうるさいと悪いからケータイおいていくよ」

と言われて

「うん」

としか答えられなかった

 

 

 

 

実際

 

 

 

今までの入院では

「梅干し持って来て」

「何か甘いモノ欲しい」

「爪切り使いずらいから別の買って来て」

そんな電話がマメにかかってきて心身が疲れ切ったから本当に全てアメニティーにしてわがままな電話も受けたくなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

なのに

 

 

 

 

 

 

 

今日入院して

夕方看護師さんから

「金曜日にドクターから症状のお話があるので来てください」という伝言を聞き

「その時に、病室でテレビを見る場合の耳栓を持って来てください」と言われ

母の、アメニティーに含まれない

靴下

肌着

おしめが取れた後のショーツ

が必要というコトもあり

それを兼ねて金曜日に行くーときめたのだけども

 

 

 

 

「靴下ないと冷えるかな、今耳栓無くて2日半平気かな…」

と思い、

今日は朝から救急車騒ぎや入院手続きやで疲れ果てて居るのに

「明日耳栓とか持って行こうかな…」と思ってしまう自分がいる

 

 

 

 

けれども、本日30日に入院して

母は腰が痛くて動けない状態で

2日には行くのに

なぜ私は明日行こうとしていねのかー

 

 

 

母は毒親だし、自分がよければいいーという考えの人で、そのためなら平気でうそをつく

 

 

 

そんな大嫌いな母の為に何故私は明日行こうと?

 

 

 

 

 

 

 

しばらく考えて気が付いた

 

 

 

 

 

「怖い」のだ

 

 

 

 

 

母が「怖い」

 

 

 

 

 

入院を決めた時に「後で持って来て」と言われた肌着とショーツと靴下

それを今日置いて来れなかった

 

入院の手続きが終わったのは午後1時

 

 

 

2時までは面会時間外なので病室へは行けないと言われて

 

 

 

私は朝食もそこそこに出て来たからお腹が空いて疲れ切っていて2時迄病院で待つ元気は無かった

父もふらふらしていたし

 

 

 

 

 

それでもお構いなしに私を恨むであろう母が怖いのだ

 

 

 

 

だから明日行こうとしている

そう気が付いた

 

 

 

 

 

 

明日は行かない

 

 

 

「怖い」を克服しない限り

 

私は母を施設に入れることが出来ずに

自分の首を絞めることになる気がする

 

 

 

 

 

 

だから恨まれてもしれっ…としていよう

 

 

 

金曜にいくのだもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供のころから植え付けられた「恐怖」は根強いな…

 

 

そう思った