母が介護ベッドを借りると言い出した
足のむくみが酷く、私が見ても凄いとわかる程で、夜は風船みたいに膨らんでいる
歩かないからむくむ
むくむと痛いから歩かないーの悪循環
多分、代謝の悪さも有るけども、元々の歩行量が減ってきたせいで余計にむくんでしまう様に成ったのだろう
腰の骨折が引き金だった気がする
ある程度治るまで数か月あまり歩かなかった
その頃からむくみが酷くなった
それはこっちに置いておいて。
ベッドだ。
そのベッドレンタルは、介護保険の級によって金額が変わるらしく
母の等級は介護保険が効くかてごりーでは無いらしく、医師の診断が通れば保険が効くらしかった。
けれども、その説明が、ケアマネージャーや、レンタル業者様の説明ではわかりにくく、家族そろって誤理解をしていたらしい
母の等級では、月900円のタイプしか借りられず、母が望む機能がついているベッドは、ドクターの診断が居るーと理解していた我々は、その、手続きの面倒さにストレスを感じてしまい、月900円のベッドで良いーと決めたのだが。
その搬入日を決めた後、搬入の前日に急に「900円のベッドがご用意できなくなってしまいまして、月々1500円のベッドに成ってしまうのですが…」という連絡が来た
搬入日まで決めていたのに、ベッドが用意できずにーという説明にどうしても納得がいかず、搬入日が決まるという状況においては、商品も用意出来ての運びーというコトが常識であって。
母は「どんどん値段が上がる…なんかさ、足元見られてない?」と言い出した
私は1500円でも、ベッドから起きる時の負担や足が少し上がるように出来るーという利点を考え「いいじゃない、仕方ないよ無いっいうんだから。900円のは」と言った
言ったのだが…
どうしても急な変更に不信感を感じ、ぐずぐずと変な気持ちでいるコトがイヤだったのでケアマネに電話して、感じた不信感をぶつけてみた
すると、つまり、
➀母の等級では介護ベッドのレンタル料金に保険がきかないので、全ての介護ベッドが保険無しの金額に成ってしまう。
➁幾らのベッドでも、母の場合保険を効かせる為には医師の診断と、市役所への申請とが必要で、それをしても許可が下りるかどうかは不確定
③900円のベッドも等級が合う人が借りる場合はもっと安くなるーので、等級が該当する人が母が借りる予定のベッドを借りてしまった
というコトらしかった。
仕事柄仕方ないが、こちらの気持ちを不快にしない様に、言葉を選んで説明してくるのでかえって話がストレートに入ってこない。
かみ砕いて、マシーンの様に、淡々と事実だけを説明してくれた方が分かりやすいのだ。
そこがサービス業のマイナスだと思う。
けれども、二転三転する説明にさじを投げた母は「もうめんどうだから借りるのやめる」と言い出し、余計に私はイライラが募る。
母の為に私は自分の時間を削って問い合わせしたり話をしたりしているのだ。
私は振り回されているコトに成る
電話口でケアマネが「900円のベッドが戻ってきたら変えるコトも出来ると思うので、交渉して見ます」と言い出した
私は母にいらいらしたままそれを告げた。
母は保険が効かない旨と、私が説明した900円ベッドが在庫切れした理由に納得し(実は、保険が効こうが効くまいが。最初に約束したうちとの契約を別の人に与えるコト自体の是非には疑問が残るが、書面契約をしていないからだろう、それは搬入時にするらしいーというコトで見ないふりをすることとした)ベッドを借りる事とした
ところが
今朝母が起き抜けに
「あのさ…夕べ変な夢見たんだけど、年老いたおじいさんがベッドを転がしてこっちに歩いてくる夢見て、怖くて眠れなかったから眩暈がするの…ベッドキャンセルしたらだめ?」と母が言い出した
私は「又か…」と思いイライラし
「自分で決めなよ。自分でそういうコトは選択するんだから、今のべっどのまま、寝たり起きたりを変な体制でしていて、そのせいで寿命が縮んでもいいかどうか自分が決めて。私は何も言わないから。その夢見たのだって、ベッドが戻って来るーっていうコトは、使ってた人が亡くなったから戻って来るとかいうコトへの心的なモノで見ただけでしょ」と言って洗面所に行って歯を磨きだした。
イライラする。「キャンセルしたらダメ?」の言い方も、まるで私が「ベッド借りなよ」と言ったみたいな言い方だ。
母が言い出した事だし、話が二転三転するのに電話対応させられた私の時間。
貴重な私の人生の時間、神経、それを消費させたクセにそれをあたかも私の提案の様に言う。
そしてははのなかで「おまえが借りろと言った」という記憶にすり替えられるの?いつもみたいにーという苛立ちを感じた私
母に「あのさ、私が借りろーって言ってないのに私のせいみたいな言い方辞めて」と半怒りで言った
母は気に入らなそうに「そういう意味じゃない!!!ごめんね!!!」と言って布団に顔をうずめた
そして歯を磨きながらイライラと考える
でも…
夕べ私は確か母に「ベッド、帰って来るーっていうコトは、使ってた人が、まぁ…しんじゃった?ってコトだから、多分消毒もお祓いもするだろうしー」と言ってしまったのだ。
それを思い出した。
母が変な夢を見てしまったのは、私の言葉のせいかもしれない
私は母の元へ行き、その事を謝った
「ごめん、余計な事言った、だから変な夢見たんだよね」
母は
「違うよ、私だって消毒して使いまわすんだよねーって思ってちょっとイヤだったし」と。
結果、1500円のベッドを高いけども借りる事と成った。
母の少ない年金でも何とか払えるだろう。
私は、例え毒親、私の嫌がる事ばかり言ったりしたりして。
わたしを罵倒したり陰口言ったりされても
私自身に非がある時はしっかりと謝る
私はそれだけはきちっとしようと決めている
自分自身への礼儀として。
しかし…ベッドをレンタルするだけで、何故こうももめるのだろうか
謎。
え…
今母が言い出した
「っぱりベッド保留にしてくださいって電話した」
はあ。
そうすか。
父に何か言われたらしい。
勝手にしてください。
あなたが歩けなくなったら施設へ入って頂きます。