先日、ドラマで取り上げていた「ヤングケアラー」の割合の多さにびっくりした。
凄い問題だと思う。
子供の将来がつぶれる。
ーのだけれども。
この世には「オールドケアラー」という問題もあると思う。
年老いた子供が年老いた親を見るケース。
これは問題視されにくい気がする。
ケアする側が大人だから。
でも、60過ぎた子供が80.90過ぎの両親を一人で面倒見る辛さも半端ない。
自分の身体も年を取っているのに過重労働を強いられ、おまけに痴ほう気味に成ってきた両親に精神的にも追いつめられる。
そして、行き場を失った心と体は「解放」を求めて壊れて殺人に追い込まれたりする。
実際、そんな事件は多い。
私たちは国に沢山の税金を支払っている。
なのにどうして自分の大切な人生を、心と体を病んで迄家族に捧げないといけないのだろうか…。
私は、ヤングケアラーと同時にオールドケアラーにも目を向けて欲しいと思う。
夫婦で年老いて、どちらかが介護が必要になった家庭も同じ「オールドケアラー」だと思う。
そして、多分、みんな、体の辛さよりも心の辛さの方が耐えがたいと思うので、メンタルケアーに特化した診療機関が増えて欲しいと思う。
子供の相談は税金で賄って、大人の相談は保険適用。
日本はメンタルケアに関して後進国だ。