更科丸屋(九段)のカツ丼セット | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

「カツ丼」発祥の店、早稲田の「三朝庵」が閉店して5年になる。
 
もう一度あのカツ丼を食べたいけど、それは叶わぬ願い。
 
せめて大衆そば屋のカツ丼を食べたい。
 

  お店紹介

 
向かったのは九段下の路地裏にある「更科丸屋」さん。
 
1階は満席で2階にご案内。
 

  お品書き

 
ずらりと蕎麦が並ぶ品書き。
 
セットメニューだけでもこのラインナップ。
 
蕎麦にミニかつ丼もあるけどそれじゃだめだ。
 
カツ丼にミニたぬきのセットを注文。
 
たぬきそばは温・冷が選べる。
 
2階も席が埋まっていくとオバチャン大忙し。
 
新入社員らしきグループの諸君。会話の音量は自分たちのテーブルだけ聴こえる音量で話すのがマナー。
 
このあたりだと中小企業の社員じゃなかろうに。しつけがなっとらんね。
 
長渕さんに「思いやり」をビシッとしつけてもらいたいものだ。
 

  お料理登場

 
●カツ丼、ミニたぬきセット(1,200円) 
 
三朝庵のカツ丼もいわゆる「フツーのカツ丼」だった。
 
冷たいミニたぬき。
 
それではいただきます割り箸
 
小皿は切り干し大根。
 
漬物はつぼ漬け。
 
わさびはよく溶かないとウプッとなるので要注意。
 
蕎麦は二八だろう。
 
機械打ちのようだが、蕎麦の命であるのど越しはいい。
 
七色をパッパッパッ・・・
 
お肉は80gほどだろう。
 
極めてフツーのカツ丼だ。
 
ハッキリ言ってもっと美味いカツ丼を出す店はたくさん知っている。
 
でも、今日私の舌が求めているのはこんなフツーの蕎麦屋のカツ丼なんだ。
 
蕎麦のかえしを使った甘辛い汁も文句なし。
 
カツ、玉子、ごはんが絶妙に絡む三重奏。
 
「ありがとうございました」と笑顔で見送ってくれるオバチャン。
 
日本の町蕎麦の魅力は捨てがたい。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 

本日の名シーン 

 

 

 

ドラマ「とんぼ」での長渕の思いやり教育。

 

 お店情報

・更科丸屋
・東京都千代田区九段北1-7-6
・営業時間 11:00~14:00・18:00~22:00
・店休日 日祝、第3土曜