最近の食生活を振り返ってみたらお魚を全く食べていないことに気が付いた。
元々肉料理が多い傾向はあったが、けして魚料理が嫌いというわけではないのでその日の気分が偏っていたのだろう。
よし、今日はお魚の日だ。
神保町の日本料理店「田酔」さん。
人形町に本店がありこちらは分店。
この店のこだわりははお米。
使うお米は魚沼産コシヒカリのみ。
カウンター席に案内される。
ランチメニューは銀しゃり定食と日替わり定食。
花は、銀鱈の西京焼き
月は、時鮭の西京焼き
波は、鯖の塩焼き
海は、本日の変り種刺身
日替わりの海は真鯛の胡麻醤油和え、日替わりはぶり大根。
海定食を注文。
熱めのほうじ茶が美味い。
●銀しゃり定食 海（１,１００円）
好物の真鯛の胡麻和え。
ここの定食の主役はごはん。
大名行列のように家来を従えての登場。
それではいただきます
赤だしの味噌汁。
最上の鰹節を使っただしと味噌を使い、丁寧に作った味噌汁ほど美味いものはない。
和食店でもここで手を抜く店が多いのは嘆かわしい。
香の物は逆にもうひと手間かけて欲しい。
だし巻き玉子入刀！
ふんわり柔らかくきめの細かい京風の出汁巻き玉子。
大根おろしと共に食べると口いっぱいにダシの風味が広がる。
新鮮な真鯛はコリコリの食感。
甘さ控えめの胡麻醤油味も絶妙。
先ほども書いたがここでの主役はごはん。
海苔の佃煮で食べると思わず顔がほころぶ。
梅干しで食べると笑顔が止まらなくなる。
鯛の胡麻和えに至ってはヘラヘラ笑うしかない。
日本人に生まれてきてよかったと実感が沸いてくる。
ごはんはお代わりも無料なのでお腹を空かせて行くのがお薦めだ。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま！」
【お店】 ★
・人形町 田酔 神保町分店
・東京都千代田区神田神保町1-19 T&Aビル B1F
・ttp://www.densui.net/