「夏だ!カレーだ!夢ちゃんが選ぶ神保町のカレーベスト10」第3弾。
神保町の洋食屋「仙臺」さん。
カウンターだけの店内。
キッチンにはジャムオジサン似のシェフと助手の女性。
メニューを見て驚くのは値段。
ポークやチキンは450円、一番高いえび帆立カレーでも800円だ。
夜は洋食メニューも豊富なのだがランチタイムはアイテムを絞り込んでいるし、12時30分までは更に絞り込んでカレーだけ。
チキンカレーとコールスローサラダを注文。
お水は目の前のピッチャーから注ぐシステム。
BGMはいつも同じで、威勢のいいドイツの行進曲。
注文して5秒でコールスローが出され、30秒でカレーも出来上がり。
●チキンカレー+コールスロー(450円+120円)
漆黒に輝くカレー。
ライスは300gと一般的な店の大盛りサイズだ。
それではいただきます
別注文のコールスローサラダ。
これは絶対に欠かせない名脇役。
福神漬けは卓上の壺から取り分ける。
よし!準備完了。
噛めばほろりと崩れる柔らかいチキン。
若い頃はビーフカレーばかり食べていたが、いつの頃からかポークカレーに好みが変わり、最近はチキンカレーを食べる機会が多くなった。
年齢的なものもあるんだろうが、煮込む料理にはチキンは相性が良いと思う。
これがゴロゴロ入っているのが嬉しい。
いかにもたくさんの具材を時間をかけて煮込みましたと主張しているカレーソースはビターな見た目とは違い実にまろやかで上品な味の欧風カレー。
辛さは控えめでどちらかというと甘口。
デミグラスソースとカレーを合わせたのだろうか。
ハヤシライス的なカレーだ。
食べてる最中もBGMのドイツの行進曲が大音量で後押ししてくれる。
イッチ ニ イッチ ニ・・・
音楽のリズムに合わせてスプーンが動く(笑)
安い、美味い、ボリュームたっぷりの学生街の王道のカレー。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【本日の名曲コーナー】
カール・タイケ作曲の行進曲「旧友」
最近は小学校でも吹奏楽が盛んだが、初心者でも親しめるマーチングの代表曲。
まさに、イッチ ニ イッチ ニ・・・なのだ。
【お店】
・仙臺
・東京都千代田区神田神保町1-64-1