遠山(浅草)/ カツカレー | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

空前のとんかつブームでチェーン店から高級店までとんかつ屋さんの出店ラッシュが全国的に広まっている。


淺草では「ゆたか」と「すぎ田」の2大横綱を頂点に有名店も数多くあるがここに新しい波を起こしている店がある。


六区のはずれにある「あき山」と二天門の手前にある「遠山」さん。


どちらもオープン直後に訪問しその質の高さに驚いたものだ。


「二代目遠山」さん。


六本木と銀座の「イマカツ」を立ち上げたベテランの職人親子が営むお店。


厨房が見渡せるカウンター席に着席。


浅草のとんかつ屋さんの並定食の価格は2千円前後だが、ここは千円ちょっとの庶民派価格で定食が食べられるのも人気の秘訣だろう。


前回は上ロースカツ定食だったが、評論家の山本益博さんが絶賛していたロースかつカレーを注文。


とりあえずはビール。


サーバーで注ぐビールよりもビンビールの方が好み。


これもどうぞ!


こんなちょっとしたサービスが嬉しいものだ。


●ロースカツカレー(1,110円)


何とも品のあるカツカレーだね。


器も料理を引き立てているし盛り付けも丁寧だ。


それではいただきます割り箸


お新香は残念。


胡瓜漬けはとんかつとは相性が悪い。


白菜の一夜漬けとか、再考してほしい。

サラダには胡麻ドレ。

豚汁つきなのがありがたいし、この豚汁だけでもこの店に来る価値はあるだろう。


お代わりしたくなる美味さだ。

最初は何も浸けずにカツだけを食す。


サクッとした衣とジューシーなお肉。


さすがにとんかつ専門店の熟練の職人技。


カレーはどうだろう?


スパイスが溶けこんだ本格派の欧風カレー。


カレーの専門店でもこれだけ深い味のカレーはそうお目にかかれない。


それとごはんの旨さも格別。


ごはんとロースかつを一緒にすくい、たっぷりのカレーに浸し大きな口を開けガブリ。


これぞカツカレーの醍醐味。


オープンして2年近く経ちますます人気店への階段を駆け上る「遠山」さん。


これからの浅草に新たな歴史を築いて欲しい。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・二代目遠山
・東京都台東区花川戸1-6-8
http://to-yama.tokyo/